手放すことについて。
「なぜ、手放すと相手との関係性が良くなるの?」
「求めたり、期待したほうが、相手との関係性がよくなったり、欲しいものが手に入るのでは?」
というご質問をよくいただきますので、手放すことについてご説明いたしますね。
手放す、というのは、
「欲しいものを無理やり忘れる」
「求めていることを強引に諦める」
「手放したくないけれども、手に入れるために精一杯手放すと思い込む」
ということとは違います。
実は、手放す、というのは、欲しいと思っていたり、期待したり、求めたりすることがあってもいいのです。
なぜならば、それらがあるときに、無理にやめよう、強引に忘れようとすることは難しいことですよね(だからこそ、手放せない状況だと思います)
手放すとは、「欲しい」という願いを「強く握り締めること」をやめることをいいます。
例えば、皆さんが、何かを手からはなさずに、握り締めているとします。例えば、家の鍵をギュッと掴んだままの状態をイメージしてみてください。
まず、握っている方の手が疲れますね。そして、全身にも力が入り、リラックスできません。そして、鍵を掴んだままですと、その手は掴んでしまっているので、ほかの事に使えない状態です。
右手で鍵を掴んでいたら、左手だけしか使えない状態であり、しかも、手も全身も疲れてしまっているので、ほかのことにエネルギーを注ぐことができません。左手だけで他のことをしているので、心から没頭できないし、両手で行うよりも行動が制限されてしまいます。
これが、手放せていない状態です。
では、右手で握り締めた鍵を、手からはなしてみてください。
鍵は、テーブルの上に落ちますが、鍵の存在はそのままです。ただ、手からはなれただけです。
手からはなれても、鍵は同じようにそこにありますし、鍵置き場に保管しておけば、どこかにいってしまうこともありません。
鍵から手をはなした鍵自体は変化しません(場所が変わっただけです)が、皆さん自身は変化しています。
鍵を「掴んでいる人」から、その鍵の存在を、「外側から眺めている人」に変わりました。
そして、右手は自由になりました。今までは、左手だけで行っていたようなことも、これからは、両手で行うことができます。そして、握り締めていることにエネルギーを使わなくなりましたから、その分、他のことにそのエネルギーを使えるようになります。全身もリラックスしています。
これが、「手放し」です。
「握り締めている人」から「外側から眺める人」に変わるということです。
そして、外側から鍵(自分の想い、願い)を「眺め」つつ、そこにはエネルギーを向けずに、両手でご自分の好きなことをおもいっきり楽しんでいればいいのです。
鍵(自分の想い、願い)は、手の中にあっても、手の外にあっても、鍵は鍵です。どこにあっても同じです。
ですが、掴んでいる人から、客観的に眺める人に変化すれば、その鍵に、エネルギーを奪われませんし、皆さんは、鍵にかかわらず、自由に行動できます。
どうぞ、手に掴んでいるもの(期待、願望、彼の存在)を手からはなして、テーブルの上に置いて、テーブルに置いたものは宇宙に預けてください。
そして、自由になった両手で、どうぞ、あなたがご自分が幸せになることに満たしてあげてください。
大切なので、もう一度お伝えします。
手に握り締めているものは、掴んでいても、テーブルの上においても、存在自体は変わりません。
「握り締めている人」から「外側から眺める人」に立場を変えてみること。
どうぞ「外側から眺めてみること」やってみてくださいね。
ご自分の本来のエネルギーが、じわじわとよみがえってくることを感じることができるでしょう。
そのようにして、自分に出来ることややりたいことを行動していると、相手に対して向けていたたくさんのエネルギーがその相手に向かなくなりますので、相手は軽やかに「自分から」行動することができるようになるのです。
ありとあらゆるものを手放して、軽やかに毎日を送りましょうね!
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