愛に熱心な女神からご質問をいただきました。
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いつも励みになっています。 ハナビさんの存在は心の拠り所です。いつもありがとうございます。
安心したいという強い欲求があります。
不安を回避するために衝動的に過剰な言動をとってしまいます。 怒鳴る、癇癪、泣き叫ぶ、思い通りにならないことにイライラし、なにもかも壊したくなるぐらいの強い怒りを、憎い相手にぶつける行動を繰り返しています
人にぶつけてもなにも解消できないことを理解していても衝動性が抑えられません。 長年の安心感を得られなかった反動だと思います。
心が安心したい、安心したいと叫んでいることがようやくわかりましたが、 衝動的な言動によって疲れてしまいエネルギーをうまく循環できないときは、なにを意識すればいいでしょうか。 よろしくお願いします。
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私の存在を心の拠り所と言っていただきありがとうございます。
いつもブログを読んでくださって、変容したいと願っていることが素敵なお気持です。そんなご自分をたくさん褒めてあげてくださいね。
まず過剰な言動、怒鳴る、癇癪、何もかも壊したくなるぐらい強い怒りを感じられることは、ダメなことではなくその正反対です。
湧き出るほどの生命エネルギーがあるからこそ、それほどの衝動性が抑えられないのです。
例えるならば、広大なる無限の大海で、自由自在にあちこち泳ぎ回れる美しい人魚姫があなたです。
クジラ、イルカ、熱帯魚、シャチたちと一緒に、どこまでもスイスイと縦横無尽に泳げるエネルギーが湧き出ることは、それほど生きる力があるからです。
しかしあなたは、子供の頃に、大海ではなく小さな水槽に閉じ込められてしまいました。
本当は無限の海で力強く、かつ優雅に泳いでいたかったあなたですのに、小さすぎる水槽に閉じ込められたことで、人魚姫として泳ぐことができなくなってしまいました。
水槽の中では、大海をどこまでも泳げるほどの生命エネルギーを出す機会がないため、心の地下室に閉じ込めてきました。
そして子供の頃に、あなたは人魚姫として泳ぐことを諦めて、周りの人から褒められるような魚として、自分を偽って泳ぎ続けるしかありませんでした。
ですから、大人になり、それほどの衝動性が止められないほどのエネルギーになっています。つまり、あなたは子供の頃に相当我慢して、自分の感情を抑圧して生きるしかなかったという表れです。
小さな水槽の中で、よく頑張って乗り越えてきましたね。そんなご自分に誇りを持ってくださいね。
思い通りにならなかったり、壊したくなるぐらいの強い怒りは、実は、目の前にいる憎い相手にぶつけたいのではありません。
子供の頃に、親に対して感じていた憎しみや怒りが、今になり心の地下室から噴出しています。
ということは、子供の頃に感じにくかった感情を、大人のあなたが出してあげられる機会を宇宙から与えられているということになります。
衝動的な感情が湧いてきたら、抑える必要はありません。ありのままに認め、そのままに出してあげてください。
ただし相手にぶつけるのではなく、安全な場所でできるだけ物にぶつけるのが良いです。
例えば、布団にクッションを投げる、新聞をビリビリに破る、森や海岸で石を投げる、人のいないところで大声を出す、という行動です。
実は私も、衝動的な憎しみや怒りが溢れてどうしようもない時期がありました。
私はその時に、空気を入れて使用できるサンドバッグを購入し、憎しみのままに蹴ったり力のままに叩いていました。(空気を入れるタイプのサンドバッグは安価なのでお勧めです)
赤ちゃんや幼い子供を想像してみてください。
身体をバタバタさせて泣き叫ぶのは誰にでもあることですよね。
子供の頃から大人になるまで感情が蓄積しますと、抑えられないほどの衝動が出るのは実は当然のことなのです。
小さな段ボール箱にいくつもの風船を押し込んでしまっているイメージです。
あなたの怒りや憎しみ、イライラが外に出たがっています。ありのままに外に出してあげてください。
それを続けますとね、段々と心の地下室から抑圧された感情が減っていきますので、疲れずに心地よい疲れになっていきます。
新しい脳内ルールはこちらです。
「衝動的な言動をしてもいい」
「エネルギーが上手く循環しなくていい」
「ありのままに感じていい」
「安心したい欲求を認めていい」
「感情を物にぶつければあとは宇宙がなんとかしてくれる」
ぜひできることからやってみてください。これを続けますと、自分の内側に存在している愛に触れられるようになり、安心感が少しずつ増えていきます。
衝動的になれることは美しいことです。ご自分の野性的な本能エネルギーは、魂の訴えです。自分を愛しているからこその、怒りや憎しみです。
どんな感情もご自分の一部として認め、愛してあげてくださいね。
ご質問をありがとうございました。
宇宙は今日も無限にあなたを愛しています。
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