こちらの記事の続きです。
「望んでいい、求めていい、エゴでもいい。あなたの内側にある心の叫びを聞いてあげてください。そうするだけで、心は安心するからです。」
相手に望むこと、求めること、エゴを持つこと、執着すること。これらは、ダメなことではありません。
確かに、真実の愛とは、エゴを無くし相手に執着しないことです。
ですが、エゴを無理になくそうとか、相手に執着するのを辞めようと頭で思っても、心からそう思えない、という方が多いのではないかと思います。
エゴがなくなる、執着が溶けていくというのは、それが手に入ってからそうなるのではなくて、自分の本音であるエゴや執着を心から分ってあげて、認めてあげられると、それが手に入っていなくても、宇宙エネルギーへと昇華されていく。そんなイメージです。
相手にそれを理解してもらおうとせず、まずは「自分自身」が心の奥底にある想いや願いを、それを持っていてもいいと認めてあげて、受けとめてあげることによって、なんとそれらが、自分のハートに溶けていき、逆説的ですが、まだ手に入っていなくても、幸せに満ちていくということが実感できていくのです。
ですからね、エゴや執着、彼に対しての願いや希望は、むしろ、隅から隅まで、それがどんなに強欲と思われようとも、一度、徹底的に感じ尽くす。
エゴを持ちまくってみる。もうこれ以上、執着できるところがない、というところまで執着の気持ちを持ってみる。それをやってみてください。
ここでは、あえて、真実の愛、無償の愛、相手がツインだから、という思いは、全部とっぱらいます。なぜならば、その思考が、自分の本音を見えなくしてしまうからです。
分離期間、ランナーチェイサー、再会、統合、魂の繋がり、ということを、一旦抜きにして、ただ静かに自分のハートにだけ、エゴ、欲、願望、執着に耳を傾けてみるのです。
その見本は、デパート等で、欲しい物を買ってもらえずに、床に寝っ転がって手足をバタバタさせて、周りなんて気にせずギャンギャン泣いて「あれ欲しい！！！」「買ってよ！！！」と叫んでいる小さな子供です。
皆さんも、イメージの中で手足をバタバタさせて、
「欲しい！！！」
「絶対に手に入れたいのだ！！！」
とエゴを向きに出しにして、徹底的に感じてみてください。
（相手には伝えなくていいですので、伝えることは別問題と思ってください）
これは、彼に対してだけではなく、お金のこと、仕事のこと、子供のこと、家族のこと、自分の欲しいもの、美容のこと、将来のこと、など、どんなことに対しても、徹底的に期待して、わがままに欲しがってみてください。
では、次の記事で、私が、彼と離れていた期間に感じていたエゴと執着について、また、それがその後どうなっっていったのか、お伝え致しますね。
（追伸です）
ネットの情報の多くは「エゴを捨てましょう」「執着を手放しましょう」と説明されています。
それは確かにその通りなのですが、それが、我慢や抑圧になったうえでの手放しであると、辛いままになってしまいます（なぜならば、強引に無理矢理手放しているからです）
エゴを捨てる、執着を手放すためにも、まずは、「それらを全部感じつくしてみる」というステップが重要なのですが、そのことが説明されていないままに、「手放しましょう」と書かれているので、混乱されている方が多いように思います。
「エゴも執着も感じつくす」というステップの先に手放しがある。それが私の考えであり、真の手放しです。
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