こちらの記事の続きです。
脳内ルールに関して、ご質問をいただきました。
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脳内ルール、すごいですね。
私も「自分を苦しくしてしまう脳内ルール」 から「自分をゆるし、認めてあげる脳内ルール」に かえたいです。 そこでこうなってしまった原因が彼の場合とうしたらよいのでしょうか。
私は彼に愛されている→そばにいていい→くっついていった→拒否される→距離感とれと怒鳴られる の連続で それで私は彼に近づいちゃいけないんだ という脳内ルールができてしまいました。これをなおしたいんです。どうしたらよいのでしょうか。 まず嫌われたくないという脳内ルールは取り払う そこまではわかるのですが
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皆さんが、彼と思うような関係性になっていないときは、脳内ルールが関係しています。
まず、お互いに違う脳内ルールを持っている時です。もし、皆さんと彼が、まったく同じ脳内ルールを持っていたら、二人はすぐに分かりあえますし、理解し合えます。(自分が二人いると思ってください。なんでも分かり合えますね)
ですが、皆さんと彼が同じ脳内ルールを持っているということは、ほぼありません。いくつかが同じであることはありますが、少なからず、異なる脳内ルールを誰もが持っています。
ですので、自分と彼が脳内ルールが異なることは当たり前のことだと思ってください。しかしながら、それが当たり前なのに、逆のことが起きてしまうことが少なくありません。
脳内ルールが異なるにも関わらず、
*脳内ルールについて彼と話し合わない、話し合えないままに一緒にいる
*自分と相手の脳内ルールが同じだと思ってしまう
*自分の脳内ルールが正しいと思ってしまう(彼が間違っているようにみえる)
*逆に、自分の脳内ルールが間違っていると思ってしまう(彼に合わせようと思ってしまう)
です。
では、いただいたメッセージに書いてくださった、女神の脳内ルールについてです。
私は彼に愛されている
↓
そばにいていい
↓
くっついていった
↓
拒否される
↓
距離感とれと怒鳴られるの連続
↓
それで私は彼に近づいちゃいけないんだ という脳内ルールができてしまいました。
このように、自分が嫌なことが起きてしまうのは、お互いの脳内ルールを話し合わないままに、関係性が進んでしまうからなんですね。
そして、自分が嫌なのに「連続する」というのは、繰り返されることを、自分がゆるしてしまっている、相手もそれでいいと思ってしまっているからです。(「怒られたら私が我慢すべきだという脳内ルールです」)
では、女神の脳内ルールだとどうなるのか、お伝え致します。
私は彼に愛されている
↓
そばにいていい
↓
くっついていった
↓
拒否される
↓
なぜ、くっついたら拒否されたのか彼に聞いてみる
なぜ彼が距離感を取れと怒ったのか彼に聞いてみる
自分はくっつきたいという気持ちを伝える
どうすれば二人が心地よい距離感になるのか対話する
↓
お互いの距離感や関係性についての脳内ルールについて理解が深まる
↓
自分の脳内ルールが相手に伝わる
彼の脳内ルールが理解できる
↓
ほどよい距離感で心地よく過ごせる
男性が怒ったり怒鳴ったりするときは、そこに、何かしらの理由があります。くっつかれるのが嫌、という男性もいれば、くっついてほしい、という男性もいますよね。それぞれ、誰もが、自分なりの距離感があり、その自分の距離感が心地よいと感じる距離感です。
ご質問くださった女神が、彼に「距離感とれと怒鳴られる」というようなことが起きた場合、そこで、皆さんができるのは、「彼に近づいちゃいけないんだ という脳内ルールができてしまいました。」と、自分の脳内ルールを決めてしまう前に、「彼がなぜ距離感を取れと感じるのか」に思いを馳せてみるということです。
距離感を取れという男性、つまり、くっつかれることに居心地の悪さを感じる男性は、もしかしたら、小さな頃に、お母さんに抱きしめてもらえなかったからかもしれません。もしくは、小さな頃に、お母さんにひっついていったら、お父さんに怒られてしまった経験があるのかもしれません。このような経験がありますと、誰かと肌を合わせるということに、自然に抵抗を感じることになるので、女性を愛していても、くっつくことに不快感を感じてしまうことがあるのです。
女性を嫌っているわけではなくて、自分の過去の経験からくっつくことに心地よさを感じられないとしたら、もしかしたら、男性は、心の奥底では、くっつくことを望んでいるのかもしれません。ですから、少しずつ、男性が心地よいと感じる距離感を続けていけば、じわじわと距離感を縮めていけるかもしれませんね。
脳内ルールは、どんなに愛し合う二人でも、お互いの脳内ルールはバラバラです。
「お互いに同じ脳内ルールを持っているはずだから、相手は私を理解してくれるはずだ」と思っていると、理解し合えないことが多くなってしまうのです。
「お互いに脳内ルールがバラバラなのだから、どんな小さなことでも、自分の脳内ルールを伝えて、彼の脳内ルールを理解して、お互いに心地よいと感じるふたりの脳内ルールをつくっていく」が大切です。
皆さんも、具体的に聞きたい脳内ルールがあれば、コメント欄で教えてくださいね。具体例はわかりやすいので、ブログで取り上げてご説明したいと思っております。
ご質問をありがとうございました。「私は彼に愛されている」という脳内ルールからスタートされているところが素晴らしいですね。「私は彼に愛されている」⇒「私は彼と理解しあえる」⇒「お互いに細やかに対話することで分かり合える」なので、これから、どうぞ対話を大切にしてくださいね。小さな脳内ルールを話し合うことで、より彼の言葉にならない想いを感じることができるでしょう。熱心な女神であるあなたを応援しております。
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