前回の続きです。
「思考は現実化する」は、「自分が願ったことが現実として現れる」と解釈されます。
そうすると、願いを叶えようにとするときに、「その思考を強く考えていれば、叶うのだ！」と思われやすいです。
確かにそうなのですが、その思考とは、
思考の脳内ルール（思考での願い）
深層の脳内ルール（深層での願い）
が一致していることが、叶っていきやすい状態です。
強く願っているのに思考がなかなか現実化していないと感じる人は、こちらになってしまっているのかもしれません（深層は無意識なので、見えにくいです）
思考の脳内ルール（思考での願い）：私は〇〇が欲しい
深層の脳内ルール（深層での願い）：私は〇〇を持つことが似合わない
この場合は、深層の想いの方が強く働きますから、叶わないというほうが現実がしてしまっているということです。つまり、やはり、どちらにしても、思考（深層の願い）は現実化しているということになります。
前回の記事のように、自分を愛し、自分を満たすことができれば、今ここがすでに幸せなので、願いがなくなっていきますが、その時の状況として、二つのことが考えられます。
①今が満たされているので願いが無くなってしまう。自分に起きてきた出来事をありがたく実感しながら生きていく。
②今が満たされて幸せだけれど新しい経験ややりたいことがある。今を味わいながらもやりたいことの願いもある。
スピリチャルの世界では、「願い＝エゴ」だから、無欲にならなければいけないとか、エゴを持ったら手放さなければならないというようなことが言われることもありますが、「自分を愛する」「不完全なありのままの自分を受容できる」自分になれば、①であるのか②であるのかは、どちらも同じです。そこに優劣はありません。
欲がなく起きたことを淡々と受け入れながら生きていくことも幸せのカタチ。
自分のしたい経験があってそれを願い、何かを行動することも地球だからこそ味わえる幸せのカタチです。
「ありのままの自分を生きている」「不完全なまま自分を愛する」状態であれば、どちらの自分であっても、「今ここ」が心地よく、満ちた気持ちで過ごせていることでしょう。
ですから、お金が欲しいとか、もっと新しい生活をしたいと願ってもいいのです。願わないで現状を受け入れてもどちらでもいい。願わないとしても、自分にとって喜びを感じられるような現実がやってきます。
女神は今ここを心地よく生きているだけで、自分の深層の願いが叶っていくことを喜びとして受けとめることでしょう。
大切なことは、いつだって目の前にある「たった今」をどう生きるかが問われています（地球では、いつでも目の前にあるのは「今」だからです）
あなたの魂の叫びに耳を傾けて、魂の感じるままに生きてください。
僕も僕の深層の脳内ルール
見つめてみようっと
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