こちらの記事の続きです。
私が彼と離れていた期間のことをお伝えしたいと思います。
彼から、突然音信不通とされた私は、なんの前触れもなく彼に連絡することができなくなりました。
その時に、沢山の本やネットを読みあさり、分離期間という概念を知りました。また、宇宙からのメッセージが届くようになり、彼と離れている期間には離れている意味があり、自分がそれまで直視していなかった自分の課題に対して取り組むことが大切だということも知りました。
ですから、彼と離れていることは寂しく悲しいことでしたが、「分離期間は意味があるのだ」「今だからこそやるべきことがあるのだ」と思いながら、私は自分と向き合い続けました。
分離期間中には、エゴや欲望を手放して、自分と向き合うことが大切だと思っておりましたので、エゴや欲求を考えないようにしたり、彼と離れていても繋がっているのだという気持ちを心の支えにして、自分の課題に取り組みました。
その時の私の脳内ルールは
＊私が彼を理解すればいい
＊彼にも音信不通にした理由がある
＊彼と離れていても繋がっている
＊無償の愛だから、彼と会えなくてもいい
＊彼に期待しない。求めない。自分にだけ向き合う
＊いつか再会できるのだから今は我慢できる
でした。
そうして向き合っていくうちに、私はあることに気づきました。
いつまで経っても、自分の内側にある苦しさや辛さが消えなかったのです。私はたくさんの時間をかけて、たくさんのエネルギーを費やして向き合っていたのに、苦しみが軽くなっていたものの、それらが消えてくれないのはなぜなのだろう。そう思うようになりました。
そして、ふと、思ったのです。
「あれ？！なぜ、彼は私を無視してもいいのに、私は自分のしたいようにしてはいけないのだろう？」
私は彼が私に対して無視したことや音信不通にしたことに対して、悲しくて辛かったのですが、それによって、彼を責めよう、批判しようと思ったことはありませんでした。彼に対してそんな気持ちは、皆無でした。
無視された私が悪い、音信不通にされるような言葉を言ってしまった自分の責任だと思っていたからです。
また、彼にも彼なりの理由があって、音信不通や無視をするという心境であると理解していました。理由があるのだから、彼が連絡してくれないことも、今は会えないことも仕方ないのだ、理解しようと思っていました。
そんな中で、ふと思ったのです。
それは、自分でも驚くぐらい、今までとは異なるものでした。
「私が彼の音信不通を理解しているのだから、彼だって、私が会いたい、連絡したいということを同じように理解してくれたっていいんじゃない？」
「私が我慢して彼を理解して彼の行動に合わせて彼を優先させているのだから、逆に、彼だって少しぐらい我慢して、私を理解して、私の行動に合わせて私を優先してくれたっていいんじゃないの？」
それまで、私と彼の関係は、私の心の中では、彼が上、私が下、だと思っていました。（本当は、上と下というのは、ないのですが、当時の私は真剣にそう思っていました）
彼が上なのだから私が彼に従うべき。私が下なのだから、彼はどんなことをしても私のほうが理解すればいいのだ。そう思っていたのです。
ですが、自分と向き合い続けたことによって、ふと、あるメッセージが降りてきたのです。
「私と彼は、対等であり、同じ存在だったのだ」と。
（つづく）
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