前回までのストーリーです。
私は猛烈に怒りを感じ続けました。
そして、ハッとしたのです。
それまで、自分が当たり前に彼にしてきたことが、当たり前のことなのではなく、それを辞めたり、嫌だと言ったり、それを私ではなく彼がやったりすることがあってもいいのだ、とようやく気づかされたのです。
私がしていることは、彼がしてもいいことなのだ。
彼がしていることは、私がしてもいいことなのだ。
例えば。
音信不通について。
彼の事情があって、彼が離れていって、私が我慢して待つ、という状況。
彼に「今は話せない」という事情があるのならば、私だって「今すぐ彼と話したい」という事情があります。なぜ、彼の事情ばかり優先するのか。
彼に「今は離れたい」という事情があるならば、私だって「今すぐ会いたい」という事情があります。なぜ、私の事情はないがしろにされて、彼の事情は叶えることがゆるされるのか。
彼が「我慢しないでその場を離れる」とすれば、私だって「我慢したくないので彼に会いたい」という気持ちがあるわけです。なぜ、彼ばかり我慢しなくてもいいのか。
なぜ、私ばかりが尽くすの?!
彼だって尽くしたっていいじゃない。
なぜ、私のわがままはゆるされないの?!
彼のわがままは聞いてあげているのに。
なぜ、私は優先されないの?!
いつも彼の事情や都合が優先されてばかり。
私ばかり彼を理解しようとしてきた。
それならば、彼が私を理解しようとしてくれたっていいじゃない。
私ばかり彼の都合を考慮に入れた。
それならば、彼だって私の都合を考慮に入れなさいよ。
私ばかりが相手に合わせていた。
それならば、彼だって私に合わせられるところ、あるでしょ?!
私ばかりが行動した。
彼はなぜ行動しなくていいの?
そう思った私は、さらに猛烈に怒りを感じました。
私が自分を大事だと思えていなったときは、私が我慢することが当たり前だと思っていた・・・・・
でも、自分がとっても大切にされる存在だと気づいたら、我慢している自分も、私が我慢しているような現実にも、そして何よりも、私を我慢させるような態度を取っている彼に、ふつふつと怒りが沸いてきました。
私をもっと大切にしてよ!!!!!
私は何一つ我慢したくないの!!!!!!
待ちたくないの!!!!!!
未来じゃなくて、私は「今」幸せになりたいの!!!!!!!
この素晴らしい私を泣かせるようなことをしないでよ!!!!!!
未来じゃなくて、明日じゃなくて、私は「たった今」幸せになりたいの!!!!!!!
私は激しく怒り続けました。
そんな風に怒っていた私は・・・・・・・・
猛烈な怒りの中にも、そんな自分に怒れていることに、私はこれまで感じたことのないような至福も感じていたのです。
彼に対して、うまれてはじめて、本音を感じることができた喜びでした。それまでは、怒ったらなにか良くないことが起きそうで、怖くて怒れませんでしたから。。。
そのどうしようもない怒りを、言葉にして、真っ白な画用紙にぶつけて、思うがままに書きなぐることにしました。
書いても書いても書き止むことがない・・・・・・・・
表面的には彼に対して理解をしているつもりでも、心の内側では、そんなにも彼に対して怒り狂っていたのかと愕然とした私なのでした。
つづく。
(hanabiより)
たくさんのご感想をありがとうございます。すべて大切に読ませていただいております。前回のストーリーへのご感想が一番多かったです。
クッションを投げつける他に、新聞を破りまくる、まくらで布団を叩く、自然の中で叫ぶなども行いました(笑)
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女神セッション(お電話セッション+自己変容プログラム)のご感想①
女神セッション(お電話セッション+自己変容プログラム)のご感想②
お電話セッションのご感想①
お電話セッションのご感想②
メールセッション(自己変容プログラム)のご感想①
メールセッション(自己変容プログラム)のご感想②