では怒りはどんな時に湧いてくるのでしょうか？
それは「最も大切な自分の生命を守りたい」ときです。
私たち人間は自分の命が生存して、次の世代に自分たちの遺伝子を受け継ぐことを最も願います。それが本能です。
その本能の願いを脅かせるような出来事や人が現れたら、自分の生命存続にとって妨げとなります。ですから、生命を存続させることに脅威の現実や相手に対して心は負の感情として反応します。
つまり負の反応とは「このままでは、生命存続にとって良くないことが起きている」という自分から自分へのアラームです。
負の感情という反応が起きませんと、自分にとって不都合なことが継続してしまいます。例えば、高い所に登って「危ない！」と自分からのアラームが届かなければ、どんどん登ってしまいいつか下に落ちて怪我をしてしまうかもしれません。
それと同じで「怒り」とは、自分の生命が脅かされそうなとき、つまり
「自分を大切にしてくれない」
という人や出来事が起きた時にアラームとして起きる感情です。
つまり怒りとはそれだけ皆さんがご自分のことを
「自分を大切にしたい」
「私は大切な存在なのだ」
「私は大切にされることが相応しい美しい女神なのだ」
と魂レベルで分かっています。だから自分を大切にしてくれない相手に対して猛烈な怒りが湧いてきます。
もしご自分がどうでもいい存在で、適当に扱われることに相応しいと思っていたら、何をされても「そうされても仕方ない」と受けとめますから怒りは湧いてこないのです。
罵倒されてもそれでいい、無下にされてもそれぐらい自分には価値がないと思えていたら、自分が納得していることが起きているので感情は反応しないということです。
ということは、強烈な怒りが湧いてくるということは、それと同等ぐらい大きな愛で「私は私が大切にされるべき美しい女神だと知っている」ということです。
ご自分がそれほどご自分のことを大切にしているからこそ荒れるような怒りが湧いているのだと、鳥かごの外で感じてみてください。
そして鳥かごの中にいる自分は猛烈な怒りをそのまま感じて大丈夫です。
では湧いてきた怒りをどうすればいいのか。なぜ先祖の愛と怒りが関連しているのか。明日の記事でお伝えしますね。
皆さんもなぜ先祖代々の愛が怒りなのか。ぜひご自分のハートに聞いてみてください。
宇宙は今日も無限にあなたを愛しています。
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