愛に熱心な女神からご質問をいただきました。
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hanabiさんこんにちは ご無沙汰しております。○○です。
『全部宇宙のせいにしていい』 宇宙のせいにすると同時に宇宙に対して罪悪感·後ろめたさを感じてしまいます。
そもそも他人のせいにしている人は卑怯者という脳内ルールはあります。
私自身子供の頃母親に卑怯者と何回も言われていたのでその影響もまだあるのでしょうね。 宇宙のせいにするとモヤモヤも湧いてきたのでコメントいたしました。
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2023年の年末にもご丁寧なご挨拶をいただきありがとうございます。感動して読ませていただいておりました。2017年から6年間も継続してブログを読んでくださっているというお言葉に感激です。ご自分をゆるす実践が素晴らしいです。
今回もご質問をありがとうございます。いつも熱心に愛の道を歩かれていること、どうぞご自分の魂に誇りを持ってくださいね。
私のブログでは様々な信念（脳内ルール）をご紹介しています。ブログの記事によっては、矛盾するようなルールになっていたり、納得できにくいルールのこともあるかもしれません。
なぜ脳内ルールを変えるのか。
それは「中庸の世界で生きるようになるため」です。
私たちは最終的に「中庸の境地」になりませんと、どんなに愛し合える相手がいても、どんなに素敵な仕事が見つかっても、辛さや苦しみから逃れることができません。
中庸と反対がジャッジの世界です。つまり、何かをジャッジしてしまいますと、たとえ100％理想が叶う現実が起きたとしても、苦悩や辛さが生まれてしまいます。「良い・悪い」と何かを判断することによって感情が生まれるからです。
例えば、私たちから見ればお金も地位も愛するパートナーもすべてを持っているような著名な人が、薬物を使用したり社会から後ろ指をさされるようなことを起こしてしまうことがあります。こうなってしまうのは、どれほど良い現実があるとしても、善悪でジャッジする脳内ルールがあるままですと、負の感情から逃れられないからです。
ではどうすれば中庸の世界に行けるのか。
その方法が「今までは使ったことがない脳内ルールを使ってみる」です。ブログに繰り返し書かせていただいている「2億本のDVDを選ぶ」ということです。
その一つが「宇宙のせいにしてみる」です。これはつまり「自分のせいにしない」「親のせいにもしない」という思考です。
そして宇宙のせいにしてみますと、そこからさらに様々な思考や感情が湧いてきますよね。
こちらの女神の場合は「宇宙のせいにすると同時に宇宙に対して罪悪感·後ろめたさを感じてしまいます」という思考が湧いてきます。
「そもそも他人のせいにしている人は卑怯者という脳内ルールはあります。私自身子供の頃母親に卑怯者と何回も言われていたのでその影響もまだあるのでしょうね」と書いてくださっていますが、宇宙のせいにすることで「親のパターンを繰り返している」ということに気づくことができますよね。
宇宙のせいにしたときに湧いてくるこの信念（脳内ルール）に気づくことに大きな意味があります。
この気づきが起きることによって、ここでさらに脳内ルールを変えてみます。親から与えられてしまったルールとは異なる新しいルールを採用してみます。
「他人のせいにして生きていい」
「他人のせいにすることは卑怯者ではない」
「私は卑怯者として生きていい」
このようにして、今までとは違った2億本のDVDの中から新しい脳内ルールを選んでみます。最初はこのようなルールを採用することは抵抗がありますし違和感もあります。今までとは違う信念を採用するのでそうなることが普通です。
道徳的に本当にそれでいいのか？という疑問も湧くと思います。
ではこうすることによって何が起きるのかと言いますと、新しい脳内ルールを使うことにより、親から受け継いだパターンではく、世の中には新しいルールや異なるパターンがあることを脳が認識するようになっていきます。
例えるならば、ある目的地に行くときに、いつも一つの道だけ歩いて通っていた人が、新幹線、飛行機、自転車、バイク、モノレール、電車、バス、などを使って、今までは通ったことがない道をいくつも選択するようなイメージです。
そうすることによって親から無意識に与えられた一つの中から一つのルールを選ぶのではなくいくつも経験してみたルールの中から、自分にとって最もしっくりくるルールを選べるようになっていきます。
つまり、「宇宙のせいにしてみる」「他人のせいにしてみる」「卑怯者でいいから自分勝手に生きてみる」という今までとは違う選択をすることによって、あらゆる世界に触れることになり、最終的には、魂が求める最善の世界を魂が選んでくれるようになります。
ですから、宇宙のせいにしたり他者のせいにする（つまり自分のせいにはしない）ことや、このブログでご紹介している様々なルールでしっくりこないものは、どれも中庸の世界で生きるための通過点だと思ってみてください。
鳥かごの外に出て、たとえしっくりこない脳内ルールであっても、一度は経験してみる。このようなことを、あらゆる脳内ルールで実践してみることによってじわじわと鳥かごの外にある世界に導かれていきます。
もし「宇宙のせいにする」という信念（脳内ルール）を使いにくい場合は、「宇宙の何らかの意図で起こされている（だから私が悪いわけではないし、他者が悪いわけでもない）」という言葉がいいかもしれません。
「宇宙のせいにする」「他者のせいにする」というルールによって、自分を責めてしまう波動から解放されて、のびのびと過ごせる場合は、こちらのルールを使ってみてください。
宇宙のせいや人のせいにしても、最終的には、本当に相手のせいになるわけではなく、鳥かごの外に出ることによって、「あらゆる現実が自分の投影や過去のパターンが繋がって起きている」ことに気づき、「ということは、これから起きる現実は、自分のパターンを変えていくことによって変化していく」という希望になっていきます。
人は誰もが卑怯者になる可能性を持っています。少なからず誰もが少しは卑怯者だったことが過去に一度はありますよね。私もあります。卑怯者であったことが0％だったという経験の人はおそらく一人もいないことでしょう。
私たちは他者のせいにして生きるところがある不完全な面があります。集合的無意識で誰もが繋がっているので、どんなに悪く見える面も誰もがそれを有している（潜在的にその可能性は誰もが持っている）ということになります。
卑怯者でも、人のせいにしても、そんな不完全だった子供の頃のご自分を許してあげてくださいね。
そして今まで使ったことがないルールを採用して少しの期間過ごしてみてくださいね。きっと鳥かごの外から、古いパターンを使っている自分にさらに気づけるようになります。
モヤモヤすることも素晴らしいことです。過去のパターン通りにだけ生きていればモヤモヤも湧いてこないからです。自己対峙をしているからこそのモヤモヤです。
モヤモヤしたら「このモヤモヤによって、新しいパターンがこれから生まれていくのだ」と思ってみてくださいね。
自分が認識できていない時でも宇宙が最善のことを取り計らってくれていると信じてください。そして問いと答えはセットなので、モヤモヤして何か分からない時でも、いつも宇宙が理解できるようにメッセージをくださると信じてくださいね。
無限の愛の世界の扉は、いつもあなたに向かって開かれています。
ご質問をありがとうございました。
宇宙は今日も無限にあなたを愛しています。
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