愛に熱心な女神からご質問をいただきました。
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hanabiさんこんにちは。 いつもありがとうございます。
統合というのは全てを受容すること。 私自身長らく、自身と向き合ってきておりだいぶ悲しみや絶望は受容できるようになってきましたが、 誰かを嫌ったり、意地悪な自分がいたり、誰かを蹴落としたり排除したい自分、鬱陶しいと思う自分。。。 そんな自分のことがいることを受容することに今苦戦しています。
こういった『醜い』自分をどう受容し自己統合していけばいいでしょうか・・・？
女神の皆さんが心から幸せでありますように。 そして女神の皆さんの深い愛のエネルギーがご自身にも周囲にもどんどん広がっていき、皆が深い愛と幸せの中で生きられますように。
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人生とは「ありのままの自分を愛する」旅路だと私は考えております。
「自分を愛する」とは言葉で発するよりも難しいものですよね。だからこそ宇宙はこの課題を私たちに与えたのかもしれません。私hanabiにとっても自分のすべてを認めることは簡単なことではありませんでした。
自分を愛するという感覚を得るまで、激しい嫉妬、自己否定、自己卑下の連続でしたし今も完全に負の感情が無くなったわけではありません。
「誰かを嫌う」「誰かに意地悪したくなる」「誰かを蹴落としたい」「鬱陶しい」と感じた時に、「これは私の感情だ」と思うと苦しくなります。
私も、誰かを嫌う、意地悪したくなる、誰かを蹴落としたいと思う感情が湧いてくることがあります。今もあります。
私たち人間は集合的無意識によって誰もが繋がりあっています。潜在意識には、人類のすべての過去の経験、すべての可能性が詰まっています。
つまり仮に100％愛情深い女神、完全に悟っていると周りから思われている人でも、意地悪したい、誰かを蹴落としたいと思う感情が湧く可能性は、自分の内側に常に存在します。集合的無意識で誰もが繋がっていてそこに人の過去の経験がすべて積み重なっているならば、誰もが負の感情が0％に消失することはないからです。
では、なぜ、負の感情によって辛くなってしまう人と、辛くならずに過ごせる人がいるのでしょうか。
それは「自分は醜い」と思ったときの、受けとめ方の違いです。
「誰かを蹴落としたいと思ってはダメなのだ」「蹴落としたいと思う人は悪者なのだ」「意地悪な人は価値がない」「醜い自分も愛さなければならない」というルールで受けとめますと、辛いままになってしまいます。
負の感情の中でも特に「誰かを蹴落としたい」「意地悪したい」という感情が強く湧いてくるとすれば、それはあなたのせいではありませんし、あなたがダメな人だからでもありません。
このように考えてみてください。
「自分が醜い」という感情は、愛する人から伝わってきている相手の感情なのだと。
自分が愛する男性、もしくは両親やご先祖様が、「自分が醜い」という気持ちで苦しんだことがあるとイメージしてみます。（どんなに素晴らしい方でも、自分が醜いという感情が湧くことが皆無な人はほぼいないと私は考えております）
愛する彼や両親がどんなに愛に深い方であっても誰もが「自分は醜い」「誰かに意地悪したい」という感情を持つことを余儀なくされてしまうことがあります。
余儀なくされたとは、ご本人はそんなことを考えたくなくても、そのような教育を受けたりその時々の社会背景等により、そう思わされてしまうということです。
皆さんも愛する男性やご自分の親やご先祖様が「自分は醜い」と思っていた、もしくは自分の親が今もそう思っていると考えてみてください。（表面的にはそう思えなくても、内面では誰にも見せずそう思っていると考えてみてください）
意地悪したいともし仮に愛する男性や親やご先祖様が思ったとして、そうすることはダメな人でしょうか。
私たちが誰かに意地悪したいと思う時はどんなときでしょう？
心が平和で優しさや愛を感じられているときに、誰かに意地悪しようとは思はないものですよね。
誰かに意地悪したくなるのは、自分が傷ついている、自己価値が感じられない、自分の価値を感じたい等の感情があるときです。
ということは愛する人や親やご先祖様が「自分は醜い」「意地悪したい」と思ったということは（そう仮定してみてください）、それほど傷ついていた、悲しいことがあったということになります。
特に私たちの親世代、そしてご先祖さまたちの世代は、今の私達のように本やブログを読むこともできず、セッションやカウンセリングを受けている人はほぼいなかったことでしょう。
ということは、苦しいことや辛いことがあっても誰かに教えてもらえず、ひたすらその辛さを乗り越えるしかありませんでした。
また男性は女性よりも、精神世界関連のブログを読むことが少ないのかもしれません。
そうすると、愛する男性や親やご先祖様がもし子供時代に大きな痛みや傷を受けた場合、その痛みを一人で変容させることは非常に困難であり、苦しんでしまう方が多かったのかもしれません。
「自分が醜い」「意地悪したい」という気持ちが湧いてきたら、愛する人や親やご先祖様に、このように伝えてあげてください。
「誰かに意地悪したくなるのは、それだけ傷ついていたからですよね」
「もし誰かを蹴落としたいと感じたら、それぐらい辛い過去があったからですよね」
「醜いあなたがいても、私はあなたの価値を知っています」
「醜いあなたがいても、私はあなたが健気で一生懸命なことを知っています」
「あなたが自分を醜いと思うところも、私はあなたの魅力を知っています」
ご自分を醜いと思うたびに、イメージの中の愛する人、ご両親やご先祖様に向かって、何度でもしつこいぐらいにこう伝え続けてみてくださいね。
あなたが自分のことをすべて認められなくても大丈夫です。醜いところを受容できなくてもいいのです。宇宙がなんとかしてくれます。
愛する人や親やご先祖様にメッセージを伝え続けますと、あなたが寝ている間に、あなたと繋がっている彼の魂や、あなたに繋がっているすべてのご先祖様があなたに愛のエネルギーを送ってくれます。
寝ている間にも、あなたが頑張らなくても自己統合が行われるのだと宇宙を信じてください。
ご質問ありがとうございました。
宇宙は今日も不完全なあなたを無限に愛しています。
現在「分離と統合」についてのご質問をお受けしております。
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