愛に熱心な女神からご質問が届きました。
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自分がこっちに進むのは嫌だと思ってる方向に勝手に進んでいても、これもこの流れを乗っていれば、自分の願いが叶う方向に向いてるということでしょうか。
自分の力ではどうすることもできず、嫌でもそちらをお受け入れるしかないときも。 否定され続けてきたせいか、あなたの願いは叶わないので、こっちの大変な道か、惨めなほうにしか進めないよと言われてるような気がします。これは母が私にいつも言ってる言葉です。 だからか、そういう人が現れたりします。 必ず誰かが私の邪魔をして何かを奪って、搾取されてる気がします。
お母さんが、あなたがダメなんだから、あなたが悪いんだからそうするしかないでしょ。って言い方じゃなくて、どうなっても必ずいい方向に導かれるからって言い方、考え方だったら、いまはそう思えてたんでしょうか。
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12月という1年のまとめの忙しい時期にも、熱心にブログを読んで自己対峙していることご自分を褒めてあげてください。
ご自分と向き合っていることを宇宙はすべて見てくれています。どんな現実があっても宇宙がそばにいてくれるとこれからも信じてください。
皆さんは「ハリラ」という料理を食べたいと思ったことはありますか？友人が教えてくれた料理の名前です。
私はハリラを食べたいと感じたことは一度もありませんでした。ハリラという料理が存在していることを知らなかったからです。聞いたこともない料理の名前なので「ハリラが食べたい」と思うことは不可能ですよね。
日本人の多くの人は白いご飯とみそ汁が好きです。いつも食べているからです。
フランスの多くの人はパンとシリアルが好きだそうです。いつも食べているからです。
ハリラとはモロッコの料理です。モロッコの人たちは味噌汁よりもハリラが好きです。みそ汁は日常生活に存在せず、子どもの頃からハリラを食べているのでハリラに慣れています。
思考や感情も実はこれと全く同じなのです。
私たちは子どものころ、母親の言葉、母親の思考、母親の感情に最も触れていました。モロッコ人の女性やフランス人の女性ではなく、母親の存在が最も身近に在りました。
そうしますと、私たちがハリラをいつも食べたいと思わずにご飯やみそ汁を求めることと同じで、母親が言っていた言葉、母親の感情、母親の脳内ルールがあなたの頭と心に一番目に湧いてくるのです。
こちらの女神の母親がいつも「あなたの願いが叶わない」「惨めなほうにしか進めないよ」と言っていた。そして本当に必ず誰かが邪魔をして何かを奪われ、搾取されてる気がするという現実が起きてしまっています。
母親の脳内ルールが知らず知らずに自分の脳内ルールになってしまい、私たちはそのルールを真実なのだと信じ込みます。
脳内ルールが現実世界に現れるのが地球なので、まさにその通りのことがこちらの女神に起きてしまっているということです。
過去の私もずっとそうでした。私は「私は最低な人間だ」「私はお金を手に入れられない」「私の人生は問題だらけだ」と信じていました。母親がその通りに生きていたからです。そして私の人生も、母親が私に与えた脳内ルール通りになっていました。
母親の人生を100％コピーしたと言えるほど、母親と全く同じ人生になっていることにある時に気づきました。
その時に宇宙が教えてくれました。
母親をコピーする人生は脳内ルールを変えれば変えていけると。
こちらの女神のご質問です。
「お母さんが、あなたがダメなんだから、あなたが悪いんだからそうするしかないでしょ。って言い方じゃなくて、どうなっても必ずいい方向に導かれるからって言い方、考え方だったら、いまはそう思えてたんでしょうか。」
その通りです。私たちはハリラを知らなかったから、ハリラを食べようと思えませんでした。存在すら知らなかったから食べたいとも思えなかったのです。
ご飯とみそ汁のように、母親の脳内ルールが自分にとっての普通になってしまいました。だから母親の否定的で宇宙を信じられない思考しか湧いてきませんでした。
お母さんがご飯やみそ汁ではなく、ハリラを食べていたら今の私たちも普通にハリラを食べていました。
ハリラ（今まで食べていなかった料理＝今まで採用していなかった脳内ルール）とは。
「宇宙を信じる」
「上手くいかないことが起きていても自分がダメなわけではない」
「解決すべき問題が起きていても自分が悪いのではない」
「問題が起きているのは深層を変えるため。これから一つ一ついい方向に導かれる」
母親がいつもハリラを食べていたら、子どももハリラを普通に食べていました。
母親がいつも上記の宇宙を信じる脳内ルールを採用していたら、いかなる嫌な現実が起きていても、上記の脳内ルールが当たり前に浮かんでいました。
あなたの心が弱い、あなたがネガティブ、あなたが頑張っていないということではなく、母親がご飯を食べていたのか、ハリラを食べていたのかという違いだけだったのです。
では、このことに気づいたらどうすれば人生を変えていけるでしょうか？宇宙はそのことを私に教えてくれました。
ご飯やみそ汁（慣れ親しんだ母親の言葉や脳内ルール）を、ハリラ（新しい女神の脳内ルール）に変えていく。こうすることで、あなたの人生はじわじわと変わっていきます。
「イヤな現実＝私を苦しめている」も母親の脳内ルールです。ですから私たちは苦しい出来事が起きますと、即座に不快になってしまいます。
しかし本当は「イヤな現実＝私の深層を変えてくれる大チャンス」です。私たちの母親はこの脳内ルールを知りませんでした。だから私たちは苦しみ続けてしまいました。
宇宙を信じてすべてを任せるとは、私たちが何もしなくなることではありません。自分を大切にしますと怠けるような過ごし方にも自然になりません。
宇宙に降伏して自分には価値があると信じて、今、自分にできる１％のことをじわじわと続けるということです。頑張りや努力として行動するのではなく、宇宙からの無限の愛を信じて、今できる小さなことを実践することがあなたを大切にするということです。
私が過去に絶望だった時。希望がゼロに見えました。辛すぎて立っていられませんでした。彼との関係性もお金も仕事も谷底に突き落とされて、リラックスするなんてできない状況でした。胸が痛くて痛くて、なんとか手で心臓辺りをさすりながらその日一日をやり過ごしていました。
そんな中でも、胸が痛すぎてできることがほとんど何もなくても１％だけできることを続けることにしました。
５分でいいから公園に行く、ゆっくりお風呂に入る、自分でマッサージしてみる、図書館で本を借りて読む、手元にあるお金と借金している金額をノートに書き出す、気持ちをノートに書き出す、ゆっくり休む、眠いならどれだけでも眠る。このようなことを淡々と実践していました。
大切なことは頭に負の感情や思考が湧いた時に「これはお母さんの声だ」と気づき続けることです。気づけば、これからはハリラを選べるからです。
最初は違和感があります。ご飯やみそ汁のほうがしっくり来てしまいます。ですからどうしても私たちの心も脳もご飯やみそ汁（母親の脳内ルール）を使いたくなります。
しかし１％ずつでいいのです。気づいたら、ハリラに変えてみる。それを淡々と続けてください。
解決すべき問題があっても、それは母親が与えた脳内ルールによって起きてしまった過去の現実の延長です。これからはじわじわと新しいパターンを選べば、少しずつ新しい現実があなたの目の前に現れるようになっていきます。
新しい脳内ルール
「私の願いは宇宙が叶えてくれる」
「私の人生は大変な道ではなく幸せに溢れる道」
「私は惨めではなく優雅な女神」
「誰も私の人生を邪魔しない」
「私は何も奪われない」
「私は搾取されない」
「宇宙が私を導いてくれることを信じる。私は１％ずつ、新しいパターンの行動をすれば楽になっていける」
あなたは今こそ「お母さんの普通」「お母さんの当たり前」「お母さんの常識」から脱却できます。
宇宙はあなたの願いを叶えています。あなたが「魂のままに生きたい」と切望したので、イヤな現実を起こし、あなたの深層で繰り返してきた古いパターンを変える機会を与えてくれています。
あなたが宇宙から無限に愛されているからこそです。宇宙を信じて、大胆に脳内ルールを変えてくださいね。
あなたのお母さんが否定的な脳内ルールを使っていたこともダメだったわけではありません。私たちの母親は、脳内ルールを変えることができるということを知らなかったのです。ですから母親もその前の世代の先祖から伝わってきた脳内ルールのままに生きるしかなかったので子供の頃から否定的な脳内ルールで大変な人生を送っていたのです。
過去から続いてきてしまった否定的な脳内ルール、否定的な常識を、あなたの世代で変えられます。それほどの偉大なるパワーがあなたという勇敢な女神の内側にあるからです。
宇宙は今日も無限にあなたを愛しています。
ご質問をありがとうございました。
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