ツインレイの愛を生きる

愛の学びを通して、真実の愛を知りました。愛そのものとして生きましょう。奇跡は常に起きています。

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ツインレイ 魂が選んだ人生(2)

 

【ツインレイ 魂が選んだ人生(1)】の続きです。

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カード②を選んだあなたは、365日の中で特別な「その日」を選んで両親の赤ちゃんとして誕生した。

 

 

地球に来る前に、愛の学びのために宇宙にお願いした。

 

 

「カード②を選んだ記憶を消してください。そうしたほうが真の経験ができるから」

 

 

宇宙はあなたの願いを聞き入れた。

 

 

 

青空が大きく空気が綺麗な世界で「その日」にあなたが誕生したことを花や星たちが祝福してくれた。両親も周りにいた大人たちも、ありったけの笑顔であなたのことだけに注目してくれた。

 

 

 

時がたつにつれ、赤ん坊だった自分にできることが増えていくことも楽しかった。

 

 

 

寝ていることしかできなかったところから、寝返りを打てるようになった。

 

 

物を掴み、ハイハイをして、立ち上がり、自分の足で歩けるようもなって両親も周りの大人も感動してくれた。

 

 

 

行きたいところをめがけて自由に走れるようにもなった。

 

 

飛んだり跳ねたり、しゃがんだり立ったり。高い所に上ったり泳いだりでんぐり返ししたり。

 

 

周りを見渡してみると感動に満ちている。滑り台、ブランコ、砂場、大地、原っぱ、大木、草原、池や川、大きな海、キラキラしている銀河、虫や動物、可愛い猫や犬。

 

 

どれも真新しい。

どれも初めて目にするものばかり。

 

 

好奇心いっぱいだったあなたはドキドキとワクワクで毎日が幸せだった。

 

 

当然のように、この喜びが永遠に続くと思っていた。

 

 

 

だからご飯も美味しくてお風呂にはいって温かな気持ちになることも好きだった。

 

 

 

しかしある時から。

 

 

何かがおかしいことに気づかされた。

 

 

ただ笑っているだけなのに、お母さんに叱られる。

 

 

ただ今までと同じように遊んでいるだけなのに、お母さんが不機嫌な顔をする。

 

 

ただやりたいことをしているだけなのに、お父さんもお母さんも喜んでくれない。

 

 

ありのままに過ごしているだけなのに、何かがおかしくなっている。

 

 

変だなと思いながらも何が起きているのか分からない。

 

 

 

自分を生きるしかない。だから普通に生活しているだけなのに。

 

 

 

やっぱり何かがおかしい。

 

 

 

こんな毎日を過ごす中で段々と分かってきた。

 

 

「私は自分を生きてはダメなのだ」

「私はありのままでいると誰かが悲しむのだ」

「私が好きなことをすると両親は幸せじゃないのだ」

 

 

「私は我慢したほうがいい」

「私が両親に合わせたほうが喜ばれる」

「私が感情を出さなければ家族が上手くいく」

 

 

「私が私でいると愛されたい人に愛してもらえない」

 

 

 

このことに気づくまで自由奔放、天真爛漫に生きていたのだが。

 

 

 

優しくて思いやりに満ちたあなたは、自分の喜びよりも両親の幸せのために生きることのほうが重要だったので、迷いもなく自分を抑え込むようにした。

 

 

 

ほんの少しでもお母さんの笑顔が増えて、ほんのわずかでもお父さんが楽しそうに過ごすことができるように、自分が我慢すればいいのだと悟った。

 

 

 

あなたは自分の喜びも楽しさも捨ててまで、そこまでしても両親の幸せを大切にしたかった。

 

 

 

それほど両親を深く愛していたから。

 

 

 

この頃からあなたはあなたとして生きるのではなく、周りが求めるあなたとして生活するようになった。

 

 

 

自分を生きない毎日は、我慢と抑圧の連続。

 

 

だから辛くて重苦しい心を毎日抱えて生きるしかない。

 

 

辛くても悔しくてもお母さんに言えない。心配をかけるから。

 

 

甘えたくてもお父さんに言えない。お父さんの負担になりたくないから。

 

 

 

そうやってあなたは過酷な子供時代を過ごした。

 

 

 

 

 

 

宇宙にお願いして記憶を消してもらったので、子供のあなたは分からなかったけれど。

 

 

あなたがこのように過ごしてきた幼少期こそが、実はあなたのお父さんお母さんも同じ日々だった。

 

 

 

あなたがカード②を自ら望んだので、お父さんとお母さんの子供時代をなぞるように辛く苦しい毎日を過ごしていたのだ。

 

 

 

そして当時のあなたには分からなかったのだが。

 

 

 

あなたと別の土地に生まれた愛する彼も、あなたの苦しい毎日をなぞるような過酷な幼少期を送っていた。

 

 

 

 

(3)につづく。

 

 

 

 

 
 
 
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