前回までのストーリーです。
私は、彼を追いかけることをやめました。
その時までの私は、自分を振り返ること、自分を癒すことは、ほぼすべて「彼を取り戻すため」でした。
でも、自分のハートの内側に存在する愛に出会ってから、もう彼を追いかけなくても、愛はいつでも「自分とともに在る」ことを理解したので、彼に愛を求める必要がないと分かりました。
もちろん、彼に会いたいことや、彼と同じ時間を共有したいことという願いがなくなったわけではありませんでした。
彼には会いたいし、かつてのように、隣に座って彼を直に感じたい、という想いはいつも心にありました。
しかし、それは以前のように、「彼に会えなければ私は絶対に幸せになれない」というような重苦しい気持ちではなくて。「彼に会えていない今も、私は心穏やかに生活しているけれど、もし彼に会えたら嬉しいな」という、とても軽やかな気持ちになっていました。
そうしてしばらく生活しながら、私はあることに気づきました。
それまで、全力で彼を追いかけいた私です。
彼に対して、どれほどの時間とエネルギーを費やしていたのか、ということにです。
彼のことばかり考え、彼のことで悩み、彼がどうすれば戻ってきてくれるかのためにネットや本を読み、彼と会った時のためにオシャレしたり美容をしたりして、自分を磨きました。
全部が、「彼のため」
「彼は〇〇と思うだろうから」
「きっと彼が〇〇したいだろうから」
のように、私は私の人生を生きているにも関わらず、私のストーリーの主語が、いつだって「彼」だったのです。
自分でも、びっくりしました。
「私」が、どこにもいない・・・・・・・
彼の喜びのため
彼の幸せのため
彼に笑ってもらうため
彼を理解したい
彼を助けてあげたい
彼に気に入られたい
彼に愛されたい
彼が好きなものはなんだろう?
彼の喜びどんなことだろう?
彼にとって私の存在はなんだろう?
私の頭の中の、どこを覗いても、「彼・彼・彼・・・・・・・・」
そんな自分に愕然としました。
「私の人生のだから、「私」のストーリーを生き直そう」
私は、そう決めました。
軽やかになっていたものの、いつも頭の中に存在していた彼に会いたい、という気持ちも、一旦宇宙に預けて、もう、全力で自分を生きてみよう。そう決意しました。
私の喜びのため
私の幸せのため
私に笑ってもらうため
私を理解したい
私を助けてあげたい
私に気に入られたい
私に愛されたい
私が好きなものはなんだろう?
私の喜びどんなことだろう?
私にとって私の存在はなんだろう?
こちらの生き方・考え方に、180度、方向転換しました。
彼に向けていたエネルギーを、とにかく自分に使おう。
それが、今後、どうなっていくかは分からないけれども、その取り組みがどんな未来につながるかも予想もできないけれど、とにかく、私は自分を喜ばせてあげる生活を送ることにしました。
つづく。
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