前回までのストーリーです
彼から温かなメッセージを受け取っていた私。それにも関わらず、彼からの愛が信じられず、彼が私から離れていってしまう、彼は私を嫌いになってしまう、彼がいつかはいなくなってしまう、という不安と恐怖が大きくなっていた私でした。
私は、そう思っても、そのことを、彼に言えませんでした。そう伝えることで、彼に否定されたり拒絶されることがとても怖かったからです。ですから、その不安や恐怖が、心の中に、どんどんと蓄積されていきました。
彼とのやりとりは、そんな中でも続けていました。私の心の中は不安がいっぱい。でも、そんな素振りは露ほどもみせずに、いつもと同じ私をずっと演じていました。
彼に私の気持ちを言えなかった私です。それなのに、「彼に察して欲しい」「私のことを愛してくれているのならば、彼は言葉にしなくても、私の気持ちを理解してくれるはずだ」と彼に対して大きな期待をしていました。（今でこそ、相手に対して、自分の気持ちは、言葉にしなければ分からないと知っていますが、当時の私は、そう思えませんでした）
そして、ついに、彼に気持ちを隠していることができないぐらい、私の不安や恐れが心を埋め尽くしました。
私は、本音を言えない私になりに、彼に対しての不満をぶつけよう、いや、ぶつけずにはいられない、なぜならば、「私にこんな思いをさせるなんて、彼がすべて悪いのだから」という気持ちで、彼に対して、1通のメールを書いて送りました。内容は、このような感じでした。
私は寂しい。
不安すぎる。
もっと連絡してよ
なぜ大切にしてくれないの？
なぜ私を困らせるの？
なぜ私を不安にするの？
なぜ私をこんな嫌な気持ちにするの？
なぜもっと私の気持ちを分かってくれないの？
なぜ私の思うようにお返事してくれないの？
なぜもっと愛を表現してくれないの？
このメールを送った直後に、彼から、すぐにお返事が届きました。
「あまりにも驚いた。そんな気持ちだったとは知らなかった。とにかく、謝らせて欲しい」
という内容でした。
今ならわかりますが、彼にしてみれば、私がそんな気持ちを持っていることは予想だにできなかったことでしょう。ですから、彼にとって私のメールは、青天の霹靂だったと思います。
彼はすぐにでも電話したいと言ってくださいました。しかしながら、私もすぐにでもお電話で話したかったにも関わらず、「お電話はしていただかなくても大丈夫です」と断りのメールをしたのでした。その時の私は、とてもあまのじゃくなところがあったのです。本当に伝えたいことを伝えなかったり、本当は欲しいのにいらないといってみたり。そんな私の心の内側は、彼にしてみれば、とても分かりにくいものだったと思いますし、次第に、それが、彼にとって、負担となっていくのが段々と伝わって来るのでした。
つづく。
（この年末年始で、一気にこの続きを書いていきたいと思っております。読んでくださいましてありがとうございます）
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女神セッション（お電話セッション＋自己変容プログラム）のご感想①
女神セッション（お電話セッション＋自己変容プログラム）のご感想②
お電話セッションのご感想①
お電話セッションのご感想②
メールセッション（自己変容プログラム）のご感想①
メールセッション（自己変容プログラム）のご感想②
