私のストーリーです。
初めて彼にお会いした日。
あるお店の前で待ち合わせしたのですが、混雑していた人ごみの中で、彼の姿が、まるで光が浮き出ているかのようにはっきり目に映りました。
彼だけが別世界にいるような。別世界から私をめがけて飛んできてくれたような。そんな思いを抱いた私でした。
何時間一緒にいても疲れない。あっと言う間に時間が過ぎていく。話しても話しても話し足りない。もっと知りたい。もっと聞きたい。もっと伝えたい。
嬉しい。幸せ。喜び。温かさ。充実感。自己肯定感。
嬉しい、嬉しい、とにかく嬉しい・・・・・・!
彼とお会いしている時間は、ずっと、そんな気持ちに胸がいっぱいでした。
しかしながら。やはり、私は、その時すでに、胸の中で、かすかな不安や恐れを感じていたのです。
「私は彼にどう思われているのだろう?」
「こんなことを言ったら、おかしく思われるのではないか?」
「素敵な女性だと思われなくては」
「喜んでもらえるような時間にしなくちゃ」
という気持ちが、少なからず生まれていたのです。
そのときは、これらの気持ちをはっきりと認識していたわけではありません。とにかく嬉しくて、喜びでいっぱいだったからです。
しかし、今思えば、僅かにでも、すでにこのような不安を感じていた私でした。
なぜならば、彼と会っているその時間、ずっと、自分を素直に出せずに、飾った私として、良い自分を演じ続けていたからです。
私は無意識にも、彼に好かれたいという思いから、自分を出せない。そんな私として接していたのでした。
あっという間に最初の日の時間が過ぎました。言葉には出しませんでしたが、どうしても離れがたかった私たちは、なんとか理由をつけて、お互いに帰る時間を引き伸ばしていました。
それでも、その日はさよならすることに。
彼が照れながらも、私との握手を求めて、私の目の前にそっと右手を差し出してくれたこと。今も宝物のような記憶です。
(つづく)
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