こんにちは。hanabiです。いつも私のブログを読んでくださいましてありがとうございます。
前にもお聞きしたかもしれませんが、皆さんは、映画のDVDを何本ぐらい見たことがありますか？
私は30～40本ぐらいです。よほど映画が好きな方はもっと見ていると思いますが、多くても100～200本ぐらいではないかと思います。
では日本からオーダーできる何本ぐらいのDVDがあると思いますか？
なんと「2億本」以上だそうです。
私たちの人生経験、愛の経験を、DVDに例えてみます。
私たち人間一人が経験してきたこと、経験できることは、75億人いる人口の中で考えますと、とても狭いものですよね。
私たちの肉体と、時間と空間には制限がありますから、たとえどんなにお金もある人でも、地球上の全部の場所に行けるということはないでしょうし、地球上のすべての食べ物を食べられるわけでもないですし、すべての経験ができるということもありません。
人間一人のできることは、人類全体に比べたらとてもちっぽけなものと言えるでしょう。（人生経験としては、誰もが深い経験をしていますが、ここでは、量的な意味です）
DVDで言えば、私たちは、2億本ある映画の、30本～40本ぐらいの映画しか見ていないとうことになります。
それを、私たちの愛の生活や脳内ルールに例えてみます。
地球上には、2億通りの愛に対する考え方、関係性、経験できうること、2億通りの脳内ルールがあるのに、私たちが経験しているのは、そのうちのたった30ということになります。
そして、私たちの脳には特徴がありまして
目の前にある30本のDVDだけが、地球上にある全てのDVDに見えやすいということなんです。
本当は、その30本のDVDの後ろには、2億本ものDVDが並んでいるというのに！
例えば。
彼の気持ちが分からない、と思うとき。それは、あなたが見たことのある30本のDVDの中でだけ考えようとしているからかもしれません。
もしかしたら、彼の愛の表現は、あなたが見たこともない、2億本の中に存在しているやり方かもしれないのです。
例えば。誰かを批判したくなる時。
批判しているのは、あなたが知っているDVD30本の中でのルールを相手にも当てはめようとしているからかもしれません。
もしかしたら、相手は2億本のほうにある経験を踏まえて、その行動をしているのかもしれません。
誰かを批判するのであれば、その2億本のほうも見たうえでならば批判もできると思いますが、自分が30本しか見ていないときに、批判しても、それは自分の脳内ルールという狭い世界から相手を判断してしまっているということにもなってしまうのです。
私たちは2億本全部を見ることはできません。
しかし、私たちにできることがあります。
相手にとってのDVD30本を、相手に聞いてみることです。
あなたの見てきたDVD30本（これまで経験してきたこと、知っている知識）と、相手のDVD30本（これまでその人が経験してきたこと、知っている知識）が、全部バラバラかもしれないからです。
バラバラのDVDを見てきた男性と女性が、「あなたのここは違う」「あなたのここは直して」「私のしてほしいやり方で愛して」と伝えても、そもそものDVDが異なりますから、理解し合えないということが起きてしまうということなのです。
相手がどんなDVDを見て生きてきたのかを理解すること
そしてあなたが見てきたDVDについて彼に伝えること
それが対話です。
まずは
お互いがそれぞれの人生で見てきたDVDが全部バラバラかもしれない
と思うだけでも、相手を責めたり批判したりする気持ちが、スーッと溶けていくことを感じることでしょう。
人の数だけ、愛のかたちがあります
人の数だけ、愛し方が異なります
自分が見てきたDVDだけがすべてではありません。
いつも「30本のDVDの後ろには2億本ものDVDがあるのだ」と、皆さんのハートに伝えてあげてくださいね。
そして、奇跡的にこの肉体を与えられて、この神秘の星、地球に降り立ったのですから、自分に制限を設けずに、見たこともない2億本のDVDのほうも、経験してみてはいかがでしょうか。
私も、今もじわじわと、楽しみながら2億本のほうのDVDを味わっています。2億本のDVD（自分のしていなかった新しい経験）を選ぶことによって、魂が喜ぶ新しい経験ができますし、2億本のほうにある経験をされている方のお気持ちが分かるようになるからです。
新しい経験とは、大きな経験のことだけを指すのではなく、脳内ルールを新しいルールに変えることも含まれます。それは、今日から、たった今からできることです。
大いなる宇宙のエネルギーを浴びながら、どうぞあなたのしてみたい新しい経験を味わってくださいね。
あなたを縛っている人は誰もいないからです。
自分を自由にしてあげられるのは、あなた自身です。
チェコの
世界一美しい図書館
と紹介されていました
本もいっぱい！
