愛に熱心な女神からご質問をいただきました。
===========
・本当は【褒められたい】のに。
【そんなに褒めないで!】【私、そんないい子じゃないんだよ!】という脳内ルールがあるみたいだ。
心・インナーチャイルド・小さな私の自分は、そう感じてしまう心の働きになっているみたいだから。
・【素晴らしい自分である】ために、その期待に応えなきゃという脳内ルール。
心では、焦りや恐怖、哀しみを感じる小さな私、今の私。
という点が思いつきました。思い当たります。
(期待に応えなきゃ は、以前よりとても自覚しています。)
と、何故、この自分を幸せにしない脳内ルールがあるのか?、何故、私の心はこう働いてしまうのか?を知りたいです。
===========
私たちの脳内ルールは、ほとんどが無意識に形成されています。
いつ頃できたのか?それは、幼少期(小学6年生ぐらいまで)にはすでに脳内ルールのほとんどがつくられます。そして、自分が持っている脳内ルールでその後の人生を生きるようになります。
ここでポイントなのは、脳内ルールは無意識に持つようになるために、自分本人でさえも、どんな脳内ルールをもって生きているのか分かっていない、ということがあるんです。
ですから、自分を苦しくしてしまったり、自分が悲しんだり、自分が辛くなるような脳内ルールを、自分で持ってしまって、自分は嫌なのにそのルールで生き続けてしまう。それが目の前に辛い現実が起きてしまう理由です。
では、なぜ、自分を幸せにしないルールを人は持ってしまうのでしょう?自分を幸せにしないなら持たなければいいと感じますよね。
それには理由があります。
自分で持つ脳内ルールのほとんどは、お母さんの影響です。(お父さんの影響もあります)
お母さんの持っていた脳内ルールを、自分も真似して同じように持つようになります。
そうすると、お母さんが、自分を幸せにしない脳内ルールを持っている(お母さんが自分のありのままを認めていない、自分を責めてしまっている、否定している、嫌っている、自分をジャッジしている)と、子供はそのまま同じ脳内ルールを持ってしまうのです。
そうしますと、頭ではどんなに幸せになりたいと思っても、脳内ルールが無意識に発動してしまって、自分が辛くなったり苦しくなるようなルールで相手のこともも自分のことも判断してしまうということなんです。
これに気付けば、これからは、じわじわと変えていくことができます。
「もう、お母さんと同じ脳内ルールで生きていかなくていいのだ」と決意して、これまでのルールを洗い出して、見つめなおし、自分の持ちたい脳内ルールに変えて、そのルールを前提にこれから女神として行動する練習をすれば、じわじわとルールを変えていけます。(お母さんの脳内ルールを変えてあげようとしなくて大丈夫です。それは、お母さん自身にそうする力があるからです)
ご自分の脳内ルールとして、自分を幸せにしないルールを見つけたら、どうぞ、子供時代の自分を思い出してください。
そして、小さな自分に対して
もうそのルールを使わなくていいのだよ
あなたはありのままでいいよ
ありのままで素敵だよ
私はあなたのことが大好きだよ
何度でもそう伝えてあげてくださいね。
小さな頃の自分が持ってしまった痛みや傷に共感してあげることで、小さな自分が「私はもう幸せになっていいのだ」と納得できるようになっていきます。
皆さんという女神は、望み通りの幸せいっぱいの女神になっていいのです。
どうぞ、小さなご自分と対話しながらご自分が幸せになること、許可してあげてください。
素敵なご質問をありがとうございました。いつも熱心な姿勢が素晴らしいですね。これからも、小さなご自分と何度でも対話しながら、幸せになる脳内ルールを採用して、じわじわとそれをもとに行動してみてくださいね。
目の前の現実は
あなたの「脳内ルール」通りに
見えている
寸分違わずに