右を選ぶのか。
左を選ぶのか。
どちらが自分にとって幸せなのか?
そう迷ったとき。
自己啓発やスピリチャルの本などでは「好きなほうを選びましょう」と書かれていることが多いです。
確かにそうですし、これまで、私もそうお伝えしてきたと思います。
その進化系として、最近私が宇宙から教えていただいたことをお伝えいたしますね。
なにか選択肢があるとき。
私たちの目の前には、右と左の二つの選択肢しかないように見えています。
だからその中から選ばないといけないような感覚になってしまう。
ですが、本当はそれだけではない、と気づかされました。
右と左以外にも、その時、目には見えていないのですが、実は幾通りもの選択肢が存在しています。
それが、鳥かごから無限空間という外に出るということです。
「右か左か」
どちらを選ぶのかという選択の前に、
そもそもその選択肢さえ、自分の鳥かごという狭い枠組みの中の選択になっている可能性があるということです。(私にとって大発見でした!)
皆さんはネイル(マニキュア)を何色ぐらい塗ったことがありますか?
お電話セッションで皆さんにお聞きしますと、おおよそ5〜10本ぐらいの方が多いです。多くても20本ぐらいです。
私も10色もトライしたことがありません。せいぜい5色ぐらいです。
では、ネイルの色は、全部で何色ぐらいあると思いますか?
なんと124色あるそうです(ネットで調べました。世界規模で考えればもっとあるかもしれません)
でも、普段はお店に置かれているネイルはどんなに多くても30本ぐらいのことがほとんどです。
私たちは、お店に行って、その30本の中から自分のネイルを選んでいます。そこに置いてあるので、その30本がすべてのような錯覚を待ちます。
そして選ぶ時は、自分に馴染んだ色や慣れている色、好きな色であることが多いのではないかと思います。
しかしながら!
30本の中からネイルを選んでいる時でも、実は、その時に見えてはいないのですが、別の空間には残りの94色もの色が存在しています。
私たちは94色を見ないままに、30色だけを見てそれがすべてのような感覚で判断したり選択したりしてしまっているということなんです。
彼の気持ちは〇〇かもしれない。
きっとあの人は〇〇と思っているだろう。
私は〇〇すべきだ。
この〇〇という思考を、私たちは30本のネイルの中から選んでいます。それしか見たことがないので、いつも店頭に置かれているネイルから選ぼうとするのが人間の思考です。
この30本だけが、彼や周りの人も見ているネイルの色だと思ってしまうということです。それしか見たことがなければ、そうなりますよね。
本当は、30本のネイルの外には、94本のネイルが存在しているというのに!
彼や周りの人は、もしかしたら94本のネイルのほうを見ているのかもしれません。
自分の脳内ルールは、30本の中か選んでいるのにすぎず、もしかしたら、94本の脳内ルールがあるならば、あなたはその脳内ルールを選んだほうが、心地よい生活になるかもしれないのです。
ここで疑問が生まれます。
94本のネイルを見たこともないのに、どうやってそれを選ぶの?
自分の経験したことや見たことがあるもの(30本のネイル)から選ぶのは簡単だけれど、知らない脳内ルール(94本の方のネイル)をどうやって選ぶの?
その通りですよね。見たこともないネイルを選ぶことはできません。
ですが、見たこともないネイルに対して、今のあなたができることがあります。
『私が使ったことのあるネイルは30本の中の数本にすぎず、本当は他にあと94本もあるのだ』
『私の思考と脳内ルールは今までの経験と知識によるものに過ぎず、本当は人の数だけ様々な思考と脳内ルールがあるのだ』
こう思ってみることです。
ネイルが30本しかないと思って選ぶのか。
本当は124本ある中で、今は30本しか知らないと思って選ぶのか。
感覚的に異なりますね。
人の思考は、ネイルは30本しかないのだ(私の脳内ルールがすべてで、みんなも私と同じ脳内ルールなのだ)と思ってしまいやすいのです。
『ネイルは30本しかない。これがすべてだ』と思っていると、自分の思考の中で、同じことをグルグルと考えることになってしまいやすい。
『私が使ったことのあるネイルは30本の中の数本にすぎず、本当はあと94本もあるのだ!』と思えると、その思考から離れて、その思考以外の何かを脳が探すようになります。それも、自動的に。
まずは、そう思うこところがスタートです。
そしてネイルの色も124色から選ぼうと思ったら、なんと楽しいことでしょう!124色のネイルをつけて色々似合うかどうか楽しんでいる自分をぜひ想像してみてください。
結果的に30本の中から選んでいた時と同じネイルを選ぶことになるかもしれません。そうだとしても、もしあなたが94本の方のネイルの色も知っていれば、他の人が94本のネイルをしていたときに(他の人が自分とは異なる意見や考え方をしていたときに)それはそれでその人にとっては大切なものだと理解する方ができます。批判や善悪でのジャッジのメガネではなく、フラットな視点で理解してあげられるということです。
124色のネイルの存在をいつでも自由自在に選べる自分であることが、女神として生きる中庸の世界です。
今日も宇宙はあなたとともに。
私たち人間の
絶対〇〇だ!という思考
その「絶対」も
30本の中から
選んでいるのかもしれません
(hanabiから一言)
私にとって『ギャーーーー!』と思えるほどの発見でした。
私の過去は、ネイル10本がすべての世界でそれだけが正しいと思って生きていました。だからそれ以外の114本のネイルがすべてダメに見えて、相手も自分も常に否定して批判する毎日でした。
ネイル10本だけの世界で必死に生きてきた自分を褒めてあげたいです。