男性の行動や言葉が冷たく、悲しく感じるとき。
男性が本音を言ってくれないとき。
その男性は、あえてあなたを苦しませるために黙ったり、あなたを悲しませようとしているのではありません。
男性は、自分をありのままにさらけ出したり、本音を言うことに慣れていないのです。
男性は社会で様々な立場や役割で生きています。
会社では、部長や課長、上司や部下などはっきりとした役割があります。その役割を果たせていないと、努力して少しでも素晴らしく役割を果たそうとしています。
女性も役割を生きていますが、責任を重んじる男性性のほうが、協調や共感を大切にする女性よりも、その度合いが強いといえます。
仕事から離れても、家族や親戚に対する役割があります。学校や地域、友達との関係性における立場などもあるでしょう。
自分の『役割』を意識して生きるとどうなるか。
ほとんどの場合、社会には自分より凄いと感じる人はほぼ必ず存在するので
『ありのままの自分では魅力がないのだ』と思いやすくなります。
(例えば、年収5千万円で周りからすごいと言われても、年収1億の人に比べたら自分は劣って見えてしまうのが男性です)
また役割を果たすために生きていると、周りから評価される自分、役に立つ自分を目指すことが常の生き方になりますから、ありのままでいるよりも、よりよい自分であろうとするエネルギーが多くなります。
そうすると、人前でありのままでいる時間や空間が少なくなり、よほど信頼のできる相手の前ではない限り、ありのままの自分を見せることができなくなってしまいます。
皆さんに本音を言わないのではなくて、ありのままの気持ちを言うことに慣れていないのです。
そして自分という自信のない男が、ありのままの本音を言ったら何か自分が悲しむことになるのではないか?という恐れや不安もあります。それは女性とまったく同じです。
ではどうすれば男性はありのままの自分として生きられるのか。どうすれば本音を言えるのか。
自分の前でありのままを見せてくれる人の前では、自分もありのままでいても大丈夫。少しずつそう思えます。
自分に対して本音を言ってくれる人の前では、自分も本音を言っても受け入れてもらえると思えます。
つまり、女性が自分を抑圧せずにありのままに生きれば、その姿を見た男性が安心して、自分も同じようにありのままで大丈夫なのだと思えて、自分を出せるようになっていきます。
その人の生きている姿そのものが最も相手に影響を与えます。
女性の皆さんが太陽であり深い優しさの海です。繊細さや弱さのある男性をあなたの愛で包み込んであげてください。
男性を包み込むためにまずは自分を自分の愛で包み込むこと。その愛を信じてありのままに生きることです。
女性は誰もがありのままですでに太陽だからです。
そのキラキラは
あなたという優しさの光