相手はあなたを映し出している鏡です。
相手が逃げているランナーに見えたとき。
それは、相手ではなく、「あなた」が何かから逃げていることを、その相手が教えてくれています。
では、何から逃げているのでしょう?
その、逃げていることとは、人は「無意識に」逃げているため、自分では逃げていると感じにくいです。
私は逃げていません、と口にすることもあります。
逃げているとは。
過去を直視すること
現実を直視すること
過去の痛みや悲しみ
ゆるしたくない出来事
見たくない出来事
思い出したくない自分の姿
今、やるべきこと
(仕事、収入、健康面、家族関係、勉強、体の不調 など)
もし、あなたが彼を、彼から与えてもらいたいものを追いかけているとするならば、追いかける真の対象は違います。
あなたは、まず、あなたがすべきことを追いかけることが、あなたにできることです。
つまり
みたくない過去を直視する
みたくない現実を直視する
過去の痛みや悲しみと対峙する
ゆるしたくない出来事を振り返る
見たくない出来事を振り返る
思い出したくない自分の姿を思い出す
今、やるべきことを行動する
仕事でできることをする
収入でできることをする
健康面でできることをする
家族関係でできることをする
勉強をする
体の不調でできることをする
これらに対して、あなたが、今こそ着手するために、相手が逃げているような姿を見せてくれています。
あなたがチェイサーをやめて、真に自分の課題に向き合う決意をしたとき。
相手はランナーではなく、もともと逃げてなどいなかったと知るでしょう。
逃げているように見ているあなたがいるだけで、相手は逃げていません。
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これは、あなたが一人で頑張らなければならないとか、絶対に逃げてはならない、という意味ではありません。
例えば、あまりにも辛い過去から逃げたい(思い出したくない)時は今は逃げることが自分のためでもあります。
その時でも、自分は見たくない過去を今は見ないようにしているのだ、と、自分で気づいていることが大切です。気づいていれば、自分のタイミングがやってくれば、宇宙がそれを導いてくれるからです。
できることからじわじわと。それが、ご自分への愛です。