人は表の自分で生きている。
裏をできるだけ相手に見せないように。表を飾り、表を磨き、表の自分を高めようとする。
後悔している過去や、見たくない自分の短所や、目を伏せていたい情けなさは、裏側に追いやって。
人は鏡である。
自分が表を生きる時、相手も表を生きている。
自分が裏をも生き始めた時、相手も裏を見せてくれる。
「私をひっくり返して！」
本当のあなたが、叫んでいる。
自分の裏側も直視すること。逃げないこと。ないことにしないこと。
自分を愛するとは。裏が存在していることを認めてあげて、そんな裏を愛でてあげること。
自分の裏を嫌わずに、裏の声に耳を傾け、受け容れてあげること。
あなたの裏側の姿こそ、あなたの最愛のパートナーだからです。
そして、あなたがあなたの裏側を抱きしめて、裏側の私も美しいのだと思えた時。
あなたの内側で、あなたの統合が始まります。
バラバラに分離していたあなたのパーツひとつひとつが、それぞれ唯一無二のパーツであることの存在意義を感じ始め、自分の内側に戻ってきます。そして、またあなたと「ひとつ」になっていきます。
あなたは、自分の内側の表も裏も、分け隔てなく愛し、表も裏も大切なあなたの一部として生きるようになります。
その時こそ、あなたが真のあなたを生きています。
そしてその時は、あなたは自然に相手の裏側にも出会えていることでしょう。
表と裏。
どちらも愛だった。
それに気づくために、これまでの、すべての経験があります。
たった今の現実も、そのために起こされています。
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統合や再会について、ご質問やコメントが多いので、これからお伝えしていきたいと思います。
聞きたいことがあれば、コメント欄（非公開）に書いてくださいね。
