愛そのものとして生きるとは。
それは、理想通りになることしか起きない、嫌なことは何もなくなる、ということではありません。
不確定な未来を誰もが生きています。全てをコントロールすることはできません。
愛そのものになりますと、いかなる出来事が起きても、それらを受けとめ、ゆるし、ありのままのご自分として過ごせるようになります。
嫌なことが起きても、そんなご自分を、まずはゆるしてあげてください。
苦しいことや悲しいこと、思うようになっていないことがあっても、「そんな過去やそんな今でも大丈夫だよ」「そんなあなたをゆるすよ」と、ご自分に何度でも伝えてあげてください。
トンネルの中にいるときは、暗闇しか見えないかもしれません。
でも、その先には、すでに愛と光が待っていてくれています。
トンネルの中を一歩ずつ進んでいけば、着実にあなたの一歩がその光へと進んでいます。
途中で後退したり、止まったりしても大丈夫です。それでも、トンネルの光は逃げたりせずに、いつもあなたの存在を、待っていてくれているからです。
いつも、あなたがあなたをゆるしてあげてください。ありのままに、ご自分を愛し続けてください。
それが、愛の世界です。愛とは、ゆるすことだからです。