自分に対する罪の意識は辛いものです。
過去の出来事に対して、自分を責めてしまうことも心が痛みます。
その罪悪感のほとんどすべては、実はお母さんに対するものなのです。
お母さんを幸せにできなかった。
お母さんが笑っていなかった。
お母さんを不機嫌にしてしまった。
お母さんを悲しませたのは、私がダメな子だから。
そうやって、あなたは小さな頃からご自分の罪を感じ続けてしまいました。
その罪がありますと、大人になってから出会うあらゆる人たちに、その罪悪感を投影してしまいます。
愛する人に対しても同じです。
あなたが愛する人に「役に立ちたい」「尽くしたい」と強く感じるとすれば、愛する人を幸せにできれば、過去の罪から解放されるような気がするからなのです。
お母さんやお父さんに対してできなかったことを、愛する人を通して果たそうとするのです。
ですが本当は、もともとあなたに罪はありませんでした。
お父さんもお母さんも、あなたと同じように宇宙に守られています。だから子供のあなたが、親を幸せにしなければならないということは、思い込みだったのです。
もしあなたに罪がないとすれば?
あなたは自由にのびのびと、あらゆる制限から解放されて、無邪気に好きなことをしていいのです。
あなたがそうすることで、愛する彼も、同じように罪悪感から自由になれます。
あなたはただ、ありのままに生きるだけで、あなたも彼も、身近にいる人も、誰もがゆるされていきます。
幼児のように、ハートのままに生きてください。
彼も宇宙も、あなたに望んでいることはそれだけです。
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