毎日、少しずつ春らしさが増してきました。待ち望んでいた春も、本番になりますね。
明日から4月のスタート。そして、2018年度、という新たなステージの幕開けです。今夜は満月なので、明日は、また素晴らしいはじまりとなりますね!
今、辛いお気持ちや苦しいお気持ちを感じている皆さんへ。
皆さんは、愛のステージを、ちゃんと歩いています。
私たちが、何かを変える、自分を変容させる、よりよい愛を育む、という時に、避けては通れない道があります。
それは、破壊、というステージです。
破壊とは。
自分の固定概念を破る。
これまでの常識を捨てる。
パターンを変える。
メガネを根底から変える。
愛し方を変える。
愛され方を変える。
愛について、概念を根こそぎ変える。
自分の存在について、自分の見方を根底から変える。
この、何かを捨てたり、破ったり、変化させる、というのは、自分にとって今までは普通だったこと、当たり前として受け止めていたこと、常識だと思って守ってきたこと、従ってきたこと、行動し続けたこと、を、一旦、破壊する、ということでもあります。
例えば、積み木のおもちゃをイメージしてください。
これまで、皆さんなりのやり方で、積み木を積み重ねて、愛というものを、ご自分なりに、形作ろうとしてきました。
しかし、皆さんに出会ってくれたその人が、教えてくれました。
それは、愛じゃない
そのやり方ではない、愛し方がある
僕が考える愛は、〇〇である
そんな風に、別の愛や愛し方を教えてくれました。
そこで、皆さんは、自分が信じて疑わなかった積み木を、一旦、ガシャっと形を壊して、また、一から、積み上げていくことになりました。
自分が積み上げてきた積み木を崩すことは、痛みが伴います。なぜならば、自分が長年信じていたものをバラバラに崩すのですから、大きな切なさ、苦しみ、やるせなさを感じることでしょう。
皆さんが感じている痛みや切なさは、この、破壊の苦しみなのです。
しかしながら、破壊は、破壊だけで終わるのではありません。
破壊の先に待っているのは、再創造、です。
つまり、新たに生まれ変わる。新しい自分になる。新しい愛を知る。そのための、破壊のステージなのです。
一度、積み木が壊れるからこそ、また新しく、一から、積み木を積み上げていくことができます。
その、一つ一つの積み木を重ねていくことが、じわじわと、行動を変え、生活を変え、考え方を変え、メガネを変える、ということです。
私たちは、積み木を見る時に、完成された作品だけに価値を置く傾向があります。
しかし、完成された作品とは、一つ一つの小さな積み木を地道に、地味に重ねた、という過程があって、初めて実現します。
小さな積み木を重ねることを、おろそかにしないでください。
今日、たった一つでも、新しい積み木を重ねることができたのならば、皆さんは、また一つ、真実の愛に近づいた、ということです。
相手に理解されること、相手に分かってもらうことが大切なのでもありません。
自分が、「私は今日、誰がみていなくても、新しい積み木を一つ重ねたのだ」と、誇りを持って自分自身に言ってあげられること。それが、真の共感です。
破壊のすぐそばに、新しい世界が待っています。
宇宙は常に、今の皆さんにとって、ベストの現実を与えてくれています。ベストの現実とは、自分の姿に気づけること、成長できること、その現実を通して、より愛に深くなること、です。
いつも宇宙の愛を信じていてください。
2017年度、私を生かしてくださった大自然と、学びと成長と愛を与えてくださった一日いちにちに、感謝を込めて。