目には見えなくても、私たち人間の本質は、魂という霊性にあります。
私たちの魂は、私たちの心が晴れの日も、虹のかかった澄んだ空の日も、雨の日も、曇りの日も、嵐の日でも。そのすべてを、ただ静かに、一言も発さずに、しかしいつも私たちの一番近くでそれらのすべてを見守ってくれています。
人と人との関わりとは。
目には見えませんが、この、魂と魂の響き合いなのです。
相手と話をしている時。目の前の相手と時間を共有している時。それは、魂同士が会話をしている時です。
目と目で見つめあっている時は、魂同士も見つめ合っています。言葉と言葉を紡ぎあっている時は、魂同士もお互いに相手の言葉を胸に受けとめ、その言葉の響きを堪能しているのです。
ですから、愛する人の存在とは、こんなにも自分の胸を熱くするのです。
あれを言わなければ良かった、あんなことをしなければ良かった。過去に、そう思うこともあるかもしれません。
しかし、自分の魂は知っています。相手の魂も知っています。
本当はあなたがどれほどの美しさと優しさに溢れ、どんなに愛に満ち溢れているかということを、です。
魂は、ちゃんと知っています。
ですから、言葉にならなかった想い。伝えきれなかった愛。それらは、今からでも、そっと目を閉じて、相手のハートに向けて静かなる祈りとともに、相手の幸せを願いながらあなたの魂に乗せて、相手に送ってみてください。
きっとそれが愛の風に乗って相手の魂に届くことでしょう。太陽もお月様も、空の上から、そっと微笑みながらあなたを応援していることでしょう。
響き合う魂の音色を、どうぞ、存分に味わってください。
太陽とお月様の穏やかなる微笑みを力として。地球上の全生命が、あなたに心からエールを送っていることを信じて。
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そして、魂同士が響き合うからこそ、魂で伝わるものがあるからこそ、どんな時でも、ありのままの姿として、自分を信じ、相手を信じ、皆さんの美しい想いを言葉に乗せて、ご自分の大切な大切な本音を相手に伝えてみてください。
目には見えない世界があるからこそ、目には見える世界での行動を大切に、ご自分の行動を愛してあげてください。