愛とは、そもそも、目には見えません。
それなのに、愛を形にしようとしたり、愛の態度を求めたり、愛の言葉を期待するところに、相手と思うような関係性をつくれない、ということが起きてしまいます。
皆さんが考える、目に見える愛だけが愛ではないのです。
そよ風や太陽の光は、目に見ることができません。しかし、風の心地よさで心が爽やかな気分になることがあります。そして、目には見えない太陽の光は、1秒でも与えてもらうことが途切れたならば、私たち人間は、この地球上で生命を育むことはできません。
大切なものは、目には見えないのです。
相手とうまくいかない期間は、真実の愛とはなんなのか、深く考える時間です。
皆さんは、
愛とは〇〇してもらうこと
愛とは〇〇であるべき
と、その行動や言葉を決めつけてはいませんでしょうか。
目には見えないところで、誰かがあなたを想い、心配し、見守り、言葉をかけずとも心であなたを感じる、という愛もあるのです。
ですから、皆さんは、その、幾通りもある愛のかたちを、限定してはならないのです。
愛とは〇〇であるはずだ、というあなたの思い込みや枠組みを取っ払うためにも、身近な人との関わりの中で、様々な愛を理解することが大切なのです。
決めつけてしまわないでください。
そして、だからこそ、まずは、自分自身を、様々な角度から、とことん愛するのです。
どんなあなたでも抱きしめ、どんなあなたでも、深く愛してあげてください。