私たちの心は、一つの心です。
彼(彼女)に対しての心があって、自分に対しての心があって、友達に対して心があって、という風に、バラバラに分かれているわけではないのですね。
いつもいつも、同じ一つの心を使っています。
例えば、あなたが彼(彼女)を責めている時。
それは同時に、全く同じジャッジの物差しで、ご自分で気付かなくても自分のことを責めています。
逆も同じです。あなたが、ご自分を責めている時。
全く同じジャッジの物差しで、無意識のうちに相手のことも責めています。
どう考えても相手が悪いと批判したくなることがあると思います。しかし、誰かを、何かを批判する側に皆さんがなっているとしたら、それは、ご自分のジャッジの物差しに気づくチャンスです。
相手を批判しているその物差しを、ご自分に適応し、それで苦しんでいるのはご本人だからです。
相手に〇〇した方が良い、と思う時。あなたはそれによって、実は自分が苦しんでいます。
相手は〇〇すべきた、と感じる時。あなたは、その〇〇すべきという枠組みでご自分を縛ってしまっています。
ツインだから〇〇であるべき、という考えが、相手ではなく、あなた自身を苦しめてしまっているのです。
真実の愛とは、相手に対してではなくて、まずは、皆さんが自分を責めることをやめることなんです。
皆さんが、ご自分の過去、嫌な後悔、思い出したくない失敗を、それらも含めて、それでも私は不完全な人間だから、その不完全なままで大丈夫だったのだ、と思うこと、そしてそんなご自分を認めてあげることです。
そんな風に、これまでご自分に起きてきたこと、今起きていることを、良いか悪いかで判断しないで、すべての現実が意味があって起きている、と、それらをゆるしてあげてください。
ですからね、ツインのステージとは、相手ではなく、どこまでもご自分との対峙です。
どんな出来事、どんな感情も、相手を見るのではなくて、自分の心の内側を見る機会にするのです。
そうしますとね、自分のジャッジの物差しが一つ一つ無くしていけますから、自分も相手も善悪で判断することが減っていき、彼とのことだけではなく、周囲の人との人間関係が良くなっていきます。
そして、自分の日常生活が、より穏やかで、より自分らしくいられるようになります。
普段の生活において、自分軸になれるので、相手によって自分の幸せが左右されないのです。
自分のジャッジの物差しを一つ一つ無くしていくこと。自分を責めないこと。あらゆる感情をゆるしてあげること。これが、真実の愛への道のりです。
そして、もし、ジャッジしてしまっても、ジャッジをやめられない自分を見つけても、その事実をジャッジせずに、今はそんな自分なんだな、と、愛を持って受け入れてあげてください。
どんなあなたでも、あなたがジャッジせずに、受けとめて、愛してあげてください。