待つ、というのは辛さを生み出します。
なぜならば、そこには、未来には今よりも素晴らしい出来事があり、今はその未来よりも幸せではない、と、いう思考がゆえに、その未来を待つ、と言うことだからです。
実はそうではありません。
地球も含め、宇宙には、今ここ、という瞬間しか存在しません。
未来が今よりも素晴らしいのではなく、過去が今よりも素晴らしかったのではなくて、いつだって「今ここ」しか生きられない私たちは、過去や未来に意識を飛ばすことなく、今ここを幸せに生きることができるのです。
ですから、相手を待つ、のではなくて、今ここで自分にできることにフォーカスして、今ここでできることを実践して、今ここを幸せに生きる、のです。
待つ、というのは、相手に何かをしてもらうことです。
今ここを生きる、というのは、自分で自分を満たすことです。そしてそれは可能なことです。
相手を追いかけないこと。相手を待たないこと(もしくは、至福の中で待てること)。これが、自分軸の生き方です。