彼のために、我慢すること。
彼のために、自分を抑えること。
彼のために、自分よりも彼を理解すること。
皆さんの心は、頭ではもしかしたらそうすることを選んでいるかもしれませんが、本心ではそれを望んでいませんよね。
彼のために、何も我慢したくない。
彼のために、自分を抑えたくない。
彼を理解するのではなく、私の気持ちを彼にいっぱい理解してほしい。
こちらがあなたという女神の、本当のお気持ちではないでしょうか。
お優しい女性は男性を自分よりも優先してしまいがちなところがあります。自分は彼に理解されたくても理解してもらえていないときに、彼のことは理解してあげようという愛の想いが働いてしまいやすいです。
自分は理解してもらえていない。でも、彼のことは理解してあげる。
そんな時は、きっと本当のあなたは、心の中で泣いています。
彼に対するお優しさや彼を理解することがダメなわけではありません。それも素晴らしいことなのですが、ただし、もしそこにあなたの我慢や抑圧があるとすれば(それは無意識なので本人でも気付きにくいです)本当のあなたは泣いたままです。
『本当は嫌なの』
そんなもう1人のあなたの声を、あなたが聞いてあげてください。あなたは、そう思ってもいいしそう声にすることもゆるされています。
彼に伝えるのかどうかは別問題として、本当は嫌なことを、あなた自身がちゃんと分かってあげてください。
私たち女性にとって『嫌だ』という声を上げることは、簡単なことではないかもしれません。なぜならば、昔から、私たちの先輩女性の時代は男性優位の時代であり、女は声を上げるべきではないと抑圧されてしまう社会の傾向があったからです。
そのパターンは、無意識にも現代の私たちにも影響を与えてしまっています。
まずは、皆さんがご自分の『本当は嫌なの』を丁寧に聞いてあげてください。
真実の愛や、彼を理解するというお気持ちを今は宇宙に預けて、ありのままの声を感じてみてください。
本当の本当は嫌なの
そんな小さな声が聞こえたら、そのご自分に言ってあげてくださいね。
嫌なのによくがんばってきたね
辛いのによく我慢してきたね
本当は悲しいのに彼を理解しようとして優しいね
本当は嫌だよね。小さな頃もそれを言えずに悲しかったんだね
あなたの本当の声を聞けたなら、もう1人のあなたが安堵することでしょう。それが、自分自身との対話です。
あなたの気持ち、本音、本心、声にならない声、そのすべてが尊い宝物です。
小さな頃のあなたの声も静かに聞いてあげてくださいね。
あなたの
『本当は嫌なの』という声を
僕は聞かせてほしいよ