かつての日本では、物をたくさん所有することに価値を置いているようなところがありました。
大きな家、大きな車、沢山の洋服、沢山の飾り物、沢山の靴、沢山のカバン……
そんな価値観が、今、変わりつつありますよね。
断捨離やお掃除ブームに見られますように、物を捨てたり、整理したり、本当に必要で心地よいものだけを集めるような生活様式を選ぶ人が増えてきています。
沢山の物よりも、自分に合っているもの。
大きな物よりも、自分が快適でいられるもの。
かつては社会人になれば、収入を増やして一戸建て、マイカーを購入するということが目標のようなところがあったように思いますが、今は、若い世代では、自分で所有せず、誰かとともに分かち合うシェアハウスやシェアカーを選ぶ人も増えているようです。
物に対しての価値観の、量から質への転換ですね。
愛は、その本質は変化しませんが、時代によって、その考え方や価値観は変化するのかもしれません。
愛の量と、愛の質。
今、時代の変化とともに、愛の質を問われているのではないでしょうか。
皆さんが経験したいと思っている愛。求めている愛。たった一度のこの人生において、どんな愛を生きていきたいのか。
今日から、2018年最後の1ヶ月ですね。一度じっくりと立ち止まり、皆さんが考える愛のかたちをお考えになってみてくださいね。
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どんな愛のかたちにしても、その愛の起点は皆さん自身です。ですから、皆さんがご自分をありのままに深く愛していることが、すべての愛のベースとなります。