ありのままが素晴らしい、ということについて。
これは、「自分の中の、素晴らしい側面だけが素晴らしい」と勘違いされやすいのですが、そうではありません。
また、「私のありのままが素晴らしいのだから、何をしても良い」ということでもありません。
ありのままが素晴らしいというのは、
ダメなところ、失敗するところ、うまくいかないことがあっても、そのことと、私そのものの価値は変わらない
ということです。つまり、皆さんはあらゆる面を含めて、その存在そのものが素晴らしいのです。
評価されるようなことをしているからとか、お仕事の成果があるからとか、そのような条件を満たしているから素晴らしい、ということではありませんので、たった今、そこにいるご自分を、ありのままに認めてあげてくださいね。
そして、ありのままになると、わがままになるのではないですか? とよくご質問を受けます。つまり、ありのままで良ければ、どんなことをしても、ありのままで許されるということなので、このように解釈されるところがあります。
皆さんが、真に、ご自分のありのままが素晴らしいと思えたら。
そしたら、自分のありのままが素晴らしいのですから、相手もありのままが素晴らしい、ということになりますよね。
そうなりますとね、自分勝手なようなわがままではなくて、相手のありのままも認めながら、自分もやりたいことをやる、という風になっていきます。
そして、自分のありのままも、相手のありのままも同時に受け入れられますから、相手とありのままに対話して、お互いにより細やかに言葉を伝え合うことができるようになるでしょう。
あなたは、ありのままが美しいのです。
どんなご自分も、ありのままに愛してあげてくださいね。