「ずっと僕のそばにいてね」
あなたがそうつぶやいたあの日
いつも穏やかで
クールなあなたが
突然そんなことを
真顔で言うものだから
どんな言葉を返して良いのか
分からなかったけど
「ずっとあなたのそばにいるよ」
そう伝えたわたしの瞳を見つめて
安心しきったあなたの横顔が
ただ愛おしく
喜びや幸せとは
ふとした瞬間に
小さく隠れているものだと
しみじみ思うのです
そんな愛と喜びに触れたくて
ここに、ともに生きているのです