大好きなのに
嫌いと言ってみたり
そばにいて欲しいのに
無視したり
寄りかかりたいのに
強く見せたり
もっと近づきたいのに
わざと離れてみたり
聞いて欲しいのに
そんなそぶりもせず
受けとめて欲しいのに
クールなふりをする
そんな嘘の数々も
ちぐはぐなわたしも
それがあなたへの
愛のかたちだった
素直になればいいのに
ちぐはぐしか選べなかった
でもね
本当はね
素直さを分かち合いたくて
素直じゃないをやってみただけ
愛が分かっていたから
愛がないふりをしていただけ
わたしが愛だと
知っていたからこそ