初めて会ったはずなのに
どこか懐かしくて
初めて視線を交わしたはずなのに
なぜか一度目とは思えなくて
初めてあなたに触れたはずなのに
すでに知っているような感覚がして
まるでどこかへ
タイムスリップしたかのような
あなたとの
出会いでした
それはまるで
幾千年の時を超えて
わたしがずっと探していた
故郷みたいな匂いがして
わたしがずっと求めていた
心地よい風景が流れ
わたしが見つけたかったのは
魂の故郷だったのだと
あなたが教えてくれました
そしてあなたが言ったの
これからともに
まっさらな姿に戻ろうと
生まれたままの
そのままのわたしとあなたに