過去のわたしは
ずっと心が硬いまま
まるでなんにも動かない
シーソーみたい
そこにあるけど
そこにはない
わたしはいるけど
わたしはいない
嘘や偽り
本音のない人生
あの日あの時
あなたに出会い
音を立てて
目の前の空間が揺らぎ
シーソーが突然
動き出した
わたしの心は
ずっと揺れ動きたかったのだ
大胆に
弾けるほどに動き回って
ありのままの喜怒哀楽を
ありのままに感じるために
もう一度
凪の静寂を取り戻すために
心が行ったり来たり揺れるから
愛の真ん中が分かるのです
(私を師匠と呼んでくださるブログ読者の明月さんが美しいイラストを送ってくださいました)