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hanabiさん 質問があります。
私は、好きな人ができても自分から告白できず、片思いのままでいる事ばかりでした。 相手に遠慮したり、相手を優先させたり、自分に自信がなかったり。 そうして、 『このまま密かに相手を想って待っていれば、きっといつか相手も私を好きになってくれる』 そう思って、ただ待っていました。しかし、片想いが成就したことはありませんでした。 今、私はツインと思われるお方と出会っていますが、またこのパターンを採用してしまっています。 ただ、ツインのステージで、女性は 受け入れること 信じて待つこと 自分から連絡しないこと このような事が求められています。 私はそれを当たり前にやってしまっています。
しかし私のような場合は、脳内ルールを手放すとすれば、自分からお相手の方に気持ちを伝える必要があるのではないか、それができないから現実が動かないのではないか、と思ったりもしています。 脳内ルールを手放す為に行動を起こすことは、ツインのステージとの矛盾してしまいますか? それとも、 会えていない今、それは お相手の方に自分の気持ちを伝えに行くのではなく、 身近に居る全ての人々に対して 『私が我慢も抑圧もせず、100%の自分の素直な気持ちを伝えれば、相手も快く受け止めてくれるのだ』 という経験を積んで行く。 愛は分離せず、全て繋がっているから、 直接彼に伝えなくても大丈夫、と考えてよいのでしょうか。 hanabiさんのお考えをお聞きしたいです。 よろしくお願いいたします
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同じようなご質問をいただきましたので、同じように悩まれていらっしゃる方がいるように思います。
これは、私がよくブログに書いております「本音を出して我慢しないこと」と「手放すこと」の関係性についてのご質問だと思いますので、今日の記事は少し長くなりますが、より詳しく説明させていただきますね。
まず、
「ツインのステージで、女性は 受け入れること、信じて待つこと 自分から連絡しないこと このような事が求められています」
と書いてあります。皆さんも、このような情報を、たくさん目にしていると思います。
ここは、皆さんに理解していただきたいのですが、これは、「女性は、彼に絶対に連絡してはならない。自分から決してアクションを起こしてはならない」ということではないんです。
確かに、女性は信じて待つこと、自分から連絡しないことが求められています。それは、なぜならば、魂の成長とは、相手への執着を手放して、すべての未来を宇宙に委ねることができるようになることだからです。
つまり、「相手に連絡しなくても信じられる私になること」「相手からの愛を得ようとしないこと」が求められているんです。これが、「手放し」の状態です。
しかし、この「手放し」の状態になるためには、その前提として、「自分を100%信頼できていて、自分軸を確立している」ということが求められます。
自分軸がないまま、つまり、精神的に自立していないままに彼を手放そうとしますと、結果的に、手放すことができないことがほとんどです。なぜならば、自分が自分の支えになりきれていないので、どんなに頭で手放す、と分かっていても、真にそれができないんです。
皆さんも経験があるのではないでしょうか。
「彼のことを手放そうとしているけれども、考えてしまう」「宇宙に委ねることが大切だと分かってはいるけれども、彼への気持ちを抑えることができない」というような感覚です。(ここで悩まれている方がとても多いと思います)
これは、手放そう、委ねよう、と頭では思っていても、それが無理やりになってしまっている、ということなんですね。
「手放し」「降伏」というのは、そうしたい、から達成するものではなくて、現実世界の中で、自分がやるべきことをすべてやった、と思った先に、いつの間にか達成している境地である、とお考えください。(もちろん、中には、手放そう、と思うことで手放せる人もいますが、ごく少数の方だとお考えください。)
つまり、順番で言えば「本音を出して我慢しない自分になる(自分軸を築くことができる)」の次に「手放せる」なんです。
ということは、今、皆さんができることは、「手放そう」とすることに取り組むのではなくて、「本音を出して我慢しない自分になろう」ということに取り組むことです。そして、「手放すこと」は、その、「本音を出して我慢しない自分になろう」をやっていますと、自然とその方向に向かっていく、ということです。ということは、今は「手放そう」は考えずに、「本音を出して我慢しない」だけに取り組むだけで大丈夫、ということになります。
ですから、今回のご質問のケースの場合、
「彼も含めて、身近に居る全ての人々に対して 『私が我慢も抑圧もせず、100%の自分の素直な気持ちを伝えれば、相手も快く受け止めてくれるのだ』 という経験を積んで行く。」
ということが、自分軸を築くことになります。
「彼に対して気持ちを伝えるのかどうか」
ということは、多くの方が悩まれるところかと思いますが、「ツインが相手だと気持ちを伝えてはならない」ということは決してない、とうことをまずはご理解ください。
そして、
「相手がツインだから彼に気持ちを伝えないほうがいい」
と思っているとすれば、それは、ツインのステージだからと思いたいだけで、本当は
「彼に拒否されることが怖い」
「断られることが不安」
「受け入れてもらえないならば言わないほうがいい」
「傷つきたくない」
「恥ずかしい思いをしたくない」
「怖くて言えない」
「カッコ悪い女性になりたくない」
「いい女だと思われたい」
「彼に迷惑をかけたくない」
等、このような不安や恐れのカモフラージュであることも少なくないと思います。
ここは、じっくりご自分と対峙しませんと、見えてきませんので、どうぞ、嘘偽りのないお気持ちで、ご自分と向き合ってみてください。
もう一度書きますが、「ツインが相手だと気持ちを伝えてはならない」ということはありませんので、「今、自分が本当の本当はどうしたいのか」ということを、じっくり考えてみるのです。
そして、相手に気持ちを伝えるかどうかは、ご本人のお気持ち次第だと思いますが、私からアドバイスするとすれば、相手がツインだ、というお考えを一度とっぱらって「自分が絶対に後悔しない方を選ぶ」ことです。
ここで考えていただきたいのは、「相手の答えは、相手にしか決められない」ということです。これは、皆さんが、どんなに考えてもコントロールできないことです。
相手が受け入れてくれることもあるでしょう。そして、その反対に、もしかしたら、相手が受け入れてくれないこともあるかもしれません。(これは、相手が自分に対して好意があっても、現状の中で、受け入れられない、ということは起こりうることです)
その時に、万が一相手が自分を受け入れてくれないということが起きたら。その時に、「私はダメな女性だ」と思って、自分が傷つくこともできます。
しかし、その時、皆さんは、傷つかないことも実は自分で選択できるんです。なぜならば、彼に受け入れてもらえないことは、皆さんの存在価値が否定されたことにはならないからです。
その時の彼が、皆さんを受け入れられない、と選択しただけであって、皆さんの素晴らしさやありのままの美しさには、一切傷がつきません。
つまり、相手に気持ちを伝えるときには、相手から愛してもらおう、相手から期待する言葉をもらおう、ということではなく。
「私の人生に悔いがないよう、私がこの気持ちを彼にただ伝えたい」(結果はどうなろうとも、それは彼にしか決められないことだから、その答えを期待しない)
というお気持ちが大切だと私は思っております。
今日の内容は、彼へ気持ちを伝える、ということに限らず、自分のやりたいこととそれを手放すことにおいて、どんなことにも当てはめてみてください。
まとめますと
まずは本音を出して我慢しない自分になること
↓
いつの間にか「手放す」という境地が理解できてくる
です。
必要な方に届きますように。ご質問ありがとうございました。