少し前の記事にも書きましたが、ツインのステージでとても分かりにくく、迷いやすいところがあります。
それは、学びのステージが進むにつれて、相手がツインかどうかこだわらなくなる、というところです。
これは、ツインかどうかどうでもよい、という意味ではありません。
魂の学びが成長しますとね、相手のことや目の前の現実の結果を手放せるようになります。
この、手放す、というのは、自分が持っていた相手に対する期待、ジャッジの物差し、求めること、これらを手放すこと。そして、結果を期待せずに宇宙に降伏、未来を宇宙に明け渡すことです。
つまり、自然に相手がツインなのかどうかにこだわらなくなります。そして、相手との未来を、自分で決めるのではなくて、宇宙に委ねるようになります。
このように、彼のことを手放すことをするというのは、その意義があるんです。
それは、彼とのことに関わらず、自分の日常生活において、自分が持ってしまっているジャッジの物差し、相手の行動や言葉を善悪で判断すること。期待、求めること。これらのことから、自分自身が解放されるため、なんです。
もし、皆さんが、彼のことを善悪で判断したり、〇〇すべきではない、というジャッジの物差しがあるとします。
もしそうならば、よーく考えてください。彼とのこと以外でも、何かしらジャッジしているはずです。
彼のことをジャッジしている場合、仕事仲間、両親、家族、友達、そういう身近な人のこともジャッジしています。
そして、ジャッジしていて辛いのは、ジャッジされる側である彼や仕事仲間、家族ではなく、ジャッジをしているご本人である皆さん自身が辛くなるんです。
ですから、彼のことを手放せるようになりますとね、彼をジャッジしたり判断する物差しがなくなっていくということですから、身近な人との人間関係もとても良くなっていきます。
ですから、彼を相手にして、私は彼を手放せていない。手放せていないということは、何かしらジャッジの物差しや相手を善悪で判断している自分がいるのだ、と気づくこと。それが、彼が自分の姿を見せてくれている、ということです。
この時に、もし手放せていない場合、無理に「手放さなくては」と思いますと、かえってそのことに固執して、手放すことが起きにくくなります。
その場合は、まず、今は手放せていないのだな、と、素直に認めて大丈夫です。
そして、そこで、考えてみるんです。なぜ、彼に期待しているのか。何を彼に期待しているのか。なぜ、自分で自分を満たせていないのか。なぜ、自分に欠けたところがあると思っているのか。そのようなことについてです。
それが、ご自分を見つめる、ということです。
そして、自分で自分の心を見つめて、自分で自分を満たしていきますとね、自分の新しい姿に気づいたり、自分の本音に気づいたりして、
「いつの間にか、気付いたら手放せていた」
ということが起きます。
ですから、今のご自分のお考えや現状を否定せずに、たった1つでもご自分でご自分を満たすことに取り組んでみてください。
それぐらい、自分自身に夢中になって、様々なこと、今までやっていなかったこと、やりたいのに後回しにしていたこと、それらにチャレンジしてみてくださいね。