前回までのストーリーです。
私は、自分のジャッジの物差しに気づいてから、彼と出会ってから、彼が去ってしまうまでの日々のことを丁寧に思い出してみました。
出会った直後は、あんなにも愛を感じることができた私たちでしたのに、なぜ、私がとっても辛くなったのか。
そこには、私を最も苦しめたジャッジの物差しがありました。
「私は、ありのままでは愛されない存在なのだ」
これです。私は、ようやく発見したのです。
私は彼と一緒に過ごしていた時も、お電話やメールやチャットをしていた時でも、表面的には幸せだと思っていましたが、心の底では、この「ありのままでは愛されない」という自分という存在に対する強いジャッジがあったのです。
ということは、このジャッジの物差しを持っている限り、幸せを感じることは難しいですよね。だって、彼がどんな言葉を言ってくれても、どんな優しさを見せてくれても、「結局、私はどうせ愛されないのだ」という、信念のような強い思い込みがあるのですから。
だから、彼が何をしてくれても、ちゃんと言葉にして「愛してる」と言ってくれていても、私が勝手に「いや、そう言われたとしても、私なんて、彼に愛されない存在なのだ」と思ってしまっていますから、彼にはそういう態度を見せていたのだと思います。
彼が私に「愛している」と言ってくれているのに、私は「そうは言っても、私なんてあなたに愛される存在ではない」と、心の中で私が思っていたら。そのような波動は、言葉にしなくても、相手に伝わってしまうものですよね。
その時に、彼はどんな風に思っていたことでしょう。
「こんなに愛を伝えても、受け取ってもらえないんだな」
彼は、私の態度や表情から、そんな悲しさを感じていたかもしれません。
私は、彼と一緒にいるときは、いつでも、どんな時でも
「私は、ありのままでは愛されない存在なのだ」
そう思っていたのです。
そうしましたら、最初は彼が沢山の愛を与えてくれていましたのに、私がそう思っていたら、本当にそうなっていった(愛されていないのだと実感するようになった)のです。
しかしながら。
もし、それが本当だとしたら。
逆も、また同じ事が起きるのではないかと私は思いました。
私が握り締めているジャッジの物差しが、現実を左右するのであれば、そのジャッジの物差しが、「真逆」になれば、「真逆」の現実がやってくる、ということです。
それに気づいた私は、自分が小さな頃から、ずっとずっと握り締めてきてしまったその物差しを、勇気を出して、思い切って、変えてみることにしました。
それは、とても怖いことでしたが、そのまま生きていても同じ事が起きるだけです。ということは、怖くても不安でも、今までとは違う事をやってみよう。全力で今までとは違う事をしてみよう。
そう決意しました。
私の、人生の大転換です。
「私は、ありのままでは愛されない存在なのだ」
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「私は、ありのままで愛される存在なのだ」
「私は、がんばらなくても、ただここにいるだけで愛される女性なのだ」
私は、幼少期に持たされたジャッジの物差しを、思い切って捨てることにしました。
そして、半信半疑でも、最初はそう思えなくても、真新しいこの想いを持って生きていくのだと自分に言い聞かせました。
それはとても怖かったです。
だって、自分が愛される存在だ、なんて、生まれてから一度だってそう思えたことがなかったのですから。
でも、私はそう思って生きると自分に約束しました。
つづく。
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