胸が痛んだり、悲しかったり、苦しかったり。
そんな時の、その感情との向き合い方を書きたいと思います。
まず、そのようなネガティヴな感情が湧いた時に、あなたはどう思いますか?
おそらく、日本人の私たちの多くは、
「はやくこの辛さから逃れたい」
「少しでも楽になりたい」
「この感情がなくなればいいのに」
と思うのではないでしょうか。
私たちは、子供の頃から、感情を外に出すことを許されず、できるだけ人に迷惑をかけず、自分の気持ちよりも他者の気持ちを優先するように教育されてきた人が多いのではないかと思います。
でもね、本当の本当は、
感情そのものは、悪者じゃないんです。
これまでの記事でも書いてきましたが、感情とは、本来は自分の過去を教えてくれる、自分の味方なんです。
だから、どのようなネガティヴな感情が起きても、それを、すぐさま無くそうとしちゃわないでください。
感情は、あなたに何かを伝えたくて起きているのですから。
ネガティヴな感情が起きた時、こんな風にしてみてください。これは、私が、これまで、辛さを乗り越えてきた方法です。
胸の痛みを感じる
苦しさを感じる
辛すぎる
↓
その感情を感じている自分に言ってあげる。
「あなたは、胸が痛いのね」
「あなたは、今、苦しいのね」
「あなたは、我慢できないぐらい辛すぎるのね」
そんな風に、優しく、自分に言ってあげます。
そして、そんな自分に、まずは自分が、心から共感してあげるのです。
彼に理解されていない自分。
彼に伝えられない自分。
彼に分かってもらいたいのに何も言えない状況。
彼に怒られた苦しさ。
彼に去られた傷。
彼が思うようにしてくれない苛立ち。
彼を愛したいのに、目の前にいてくれない寂しさ。
そのすべてに対して
辛いよね
悲しいよね
頭にくるよね
泣きたいよね
寂しいよね
会いたいのよね
彼を愛したいのよね
愛しあいたいだけなのよね
って、自分が分かってあげるのです。
この時に、一切、感情を隠してはダメです。
抑え込む必要もありません。
感じちゃダメ、だなんて、ご自分に言わないでください。
感情は、すべて、そのまま感じて欲しいんです。
感じるために、感情は起きているのですから。
どんな感情であれ、それは、あなたの大切な大切な一部です。
そして、ご自分に、何度も何度も、何度も言ってあげてください。
あなたは辛いけど、がんばっている
あなたは、この痛みと必死に戦ってえらいね
あなたは、そんなに彼のことを好きなのよね。そんなところが可愛いのよ
あなたは、会いたいのに会えない彼のことを思い続け、本当に一生懸命よね
あなたは、そんなにも彼を愛する、愛に満ち溢れた女性なのよね
そんな風に、何度も、何度も言ってあげてください
そうしたら、次のステップです。
続きます。