道端のお花は
主張しない
買って欲しい
飾って欲しいと求めない
ただそこに存在し
ただその場所で咲くだけ
晴れの日も
曇りの日も
何も変わらずに
淡々と咲く
ある日心疲れた人が
道を歩いていて
名もなき花を見て
ささやかに光る美しさに心奪われ
クタクタの心に
優しい光が灯る
気にもとめられなかった
その花は
自分を生きるだけで
その人の生命を救った
女性は誰もが
唯一無二のお花
女性のあなたが
愛する人の希望