私たちが思うよりも、その人は、周りの人は、もっと優しい。
自分がしたミスや、間違いや、誰にも言えないようなことや、隠しておきたいこと。「あんなことしなければ良かった」「あんなこと起きなきゃ良かったのに」と思うこと。
私って、ダメだな。
私って、やっぱり劣ってるな。
なんであんなことしちゃったんだろう。
なぜ、私だけ不幸なの?
なぜ、それが私に起きたの?
なぜ、私だけこんな過去なの?
あなたにとっては思い出したくもないような、ドロドロした気持ち。馬鹿みたいな自分かもしれない。誰かによって傷つけられたことかもしれない。そんな過去を後悔し、消し去ってしまいたいのも、よく分かる。
あんなことをした自分は恥だし、情けないし、見たくもない自分だよね。
でも、もう、そんな自分をゆるしてもいい。
もう、そんな過去を、そんな相手をゆるしてもいいんだ。
もしゆるせないなら、ゆるせない自分のまま生きることをゆるしてあげて。
なぜならば、周りの人は、もう、あなたをゆるしているから。
誰も、もう、責めてないよ。
誰も、もう、あなたを怒ってなんていない。
その人は、あなたが思うよりも、ずっと優しい。
だから、もう、自分をゆるそう。
周りの人が優しいのだと、信じてみよう。
世界は優しいのだと、信じて生きてみよう。
あなたには、地球も、自分も、丸ごと愛することを存分に味わって生きて欲しい。
あなたの良さを遠慮せずに、純粋であることや健気であることを誇りに思って、あなたにしかできない愛を生きてください。たとえ誰に評価されなくても、あなたの良さは、ちゃんとこの私が理解しているから。
いつも、ありのままのあなたでいてね。そんなあなたが大好きです。
(過去の小さなあなたより。満月前夜に愛を込めて)