過去の愛について、考えてみる。幼少期や思春期。学生時代。社会人としてのスタートの時。
愛された記憶。
愛を感じた想い出。
愛されなかった痛み。
愛されたかった望み。
それらの愛の記憶が、まるで絡んだ糸のようにこんがらがったままだと、今現在の愛に苦しみの影響を与えてしまう。
今、愛に満ちると言うのは、過去の愛の記憶という糸と糸とを、丁寧にほどいていくこと。
それらがどんな糸だったとしても、ほどいて緩めば安堵する。
相手と愛を育むといういうことは、ほぐれた自分の糸と、ほぐれた相手の糸によって、また新たな組紐を結っていくということ。
まずは、自分の愛の糸をほぐすことです。