ツインレイの愛を生きる

愛の学びを通して、真実の愛を知りました。愛そのものとして生きましょう。奇跡は常に起きています。

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チェイサーだった私④

 

前回までのストーリーです。

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彼が突然目の前からいなくなってしまったこと・・・・。そして、予期していなかった音信不通。

 

 

それは言葉では表現しがたいほどの壮絶な苦しみでした。

 

 

 

ですが、

 

 

 

「彼に対して感じている痛みは、彼だけが起こしているのではない」

 

 

 

というメッセージが、その時の私に光を与えてくれました。

 

 

 

 

そのことを理解してから、私がしたこと。すると決めたこと。

 

 

 

それは、気持ちの上では、猛烈に彼を追いかけながらも、愛してやまない彼を取り戻すために、自分の傷に向き合ってみる、ということでした。

 

 

 

 

彼に会いたい。前のような関係性に戻りたい。また連絡を取り合いたい。また愛の言葉を交わし合いたい。それらをありのままに感じながら、それらの気持ちを動機として、そのエネルギーを原動力に、自分を癒すということに取り組んでみよう。そうと思ったのです。

 

 

 

 

また、その時の私は、音信不通になってしまっていたために、追いかけたくても物理的には彼を追いかけられない状況でした。ですから、彼を愛しているということを原動力としてその時の自分に出来ることは、彼を本当に追いかける行動ではなく、自分と向き合うということでした。

 

 

 

彼を追いかけたくてもそれができなくて、「自分を癒す」ということしか、私にできることは、他になかったとも言えます。

 

 

 

 

当時は、その恩恵をそこまで理解できていませんでしたが、今思えば、彼が目の前にいない、彼とのやりとりも一切ないという状況の「お陰」で、私は自分に集中する機会を与えられていた、ということだったのです。

 

 

 

 

彼とやり取りしている時には、彼と連絡を取れるという嬉しさはあったものの、彼からの連絡が、常に(大げさではなく24時間と言えるほど)気になっているような状態で、彼からの返事をいつもいつも、そわそわと待っているような私でした。また、彼の発する一語一句に気を取られ、不安になったり怖くなったりと、心が静まることがほぼなかったとも言えます。

 

 

 

仕事をしていても、友達と会っていても、考えることは彼からの連絡のことばかり・・・・・。今を生きていない状態。

 

 

 

ですから、彼とやりとりできなくなった、という、一見悲しみのどん底のような出来事は、実は、彼とやり取りできないことで、彼によって感情が揺さぶられず、自分のことにだけ集中できる絶好の機会が与えられた、ということだったのです。

 

 

 

 

 

この期間が、分離期間と呼ばれるのだということも、その時に初めて知りました。相手と一切会うことがない、連絡を取り合うこともない。相手が何をしているのかも分からない中で、お互いがそれぞれ別の場所自分の課題について取り組む時間。最初は嫌でたまらなかった彼からの拒絶ですが、その時から、少しずつではありますが、「自分に集中する時間を与えてもらったのだ」と受け止められるようになりました(といっても、胸の痛みがすぐに収まったわけではなく、ずっと、キリキリとしたままでしたが)

 

 

 

 

私はその分離期間に、自分の心の傷と向き合い始めました。

 

 

 

それまで、なんとなく、自分が傷ついていたり、嫌なことがあったり、我慢していたということには薄々気づいてはいましたが、自分の意識を集中させて過去を直視する、という作業は、私にとって初めての経験でした。

 

 

 

その時に、それまで何となく知っていた「インナーチャイルド」という言葉の意味も、詳しく理解することになります。

 

 

 

 

過去を見つめる。過去の嫌だったことや悲しかったことを思い出してみる。

 

 

 

 

・・・・・・・・私は、愕然としました。

 

 

 

 

「私は、今まで見て見ぬふりをしていただけで、こんなにも傷ついていたのだ・・・・・」

 

 

 

過去を見つめると、私は、自分での予想を遥かに超えて、心が深くて痛い傷だらけだったことに、ようやく気づいたのです。

 

 

 

 

その傷の最たるもの。

 

 

 

それは、自分と母親との関係性からくるものでした。

 

 

 

母親に対して、それまでも好きじゃないな、受け入れがたいな、と感じることは多々ありましたから、私と母親とが、良好な関係ではないことは自分で知っていました。

 

 

 

ですが、幼少期のことを丁寧にひとつひとつ思い出していくたびに、幼い頃の私は、大人の私が思っていた以上に母親との関係性で苦しみ、辛い思いをしていたのだ、ということが、その時になってようやく理解できたのです。

 

 

 

 

「彼に対して感じた痛みは、その根底には、彼に出会う前からすでに両親との間で感じていた深い傷が関係していたのだ」

 

 

 

彼に対しての壮絶なる痛みの理由が、腑に落ちてきた私でした。

 

 

 

 

私は、彼が拒絶するというその出来事があるまでは、そんなにも傷ついていたことを知る由もなかったのです。

 

 

 

ですから、彼に対して悲しみはありつつも、「この出来事のお陰で、私は過去の痛みに気づくことができつつあるのだ」という想いが、彼への感謝に変わっていきました。

 

 

 

ここから、自分の過去を癒すという取り組みを少しずつ、本格的に実践していくことになります。

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

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