1つ前の記事の続きです。
自分と向き合うということは、自分の嫌な面を認めなくてはならなかったり、自分が避けていたかった自分の姿を知ることになったり、過去の出来事を思い出したり、確かに、そんな風に、辛い気持ち、苦しい気持ちになることもあります。
しかし、なぜ、辛さや苦しさを感じながらも自分と向き合うことを何度もお伝えしているのか。
それは、いつまでもずっと苦しいわけではなくて、その苦しさは、だんだんと希望や喜び、嬉しさに変わっていくからです。
なぜならば、これまで知らなかった自分の姿に出会ったり、見たこともなかった自分に出会っていく、ということが起きてくるからです。
自分と向き合うのは、苦しむためではなく、希望に満ち溢れた自分に出会うために行うんです。
彼の姿を鏡のように見て、自分を知るきっかけにしたり、彼の言葉や行動から自分に沸き起こった考えや感情を見つめて、自分のことを理解したり。そうやって、彼の姿を、自分の成長に繋げることができるんです。というよりも、皆さんが自分に気付くための、その彼の姿、行動、言葉なんです。
蝶々が脱皮して美しい羽を広げるように、古いご自分の考え方のパターンや感情の持ち方のパターンを脱ぎ捨てて、真新しい自分の翼をつけるのです。それは、自分を見つめますとね、誰もが可能なことなんです。
今、どんなに苦しい状況でも、どんなに胸が痛くても、自分は蝶々になるために、その、明るい未来のために脱皮の最中なのだ、と、ご自分を何度も励ましてください。
皆さんのことを一番近くで見て、知っているのは彼ではありません。皆さんご自身です。
そして、今は、彼を励ましたり彼の脱皮を手伝う必要はありません。彼を笑顔に、そして、幸せにしたいのならば、それは、皆さんが蝶々になって、軽やかな蝶々になることです。蝶々は綺麗な羽を広げて空を飛んでいるだけで、見ている人を幸せにできるからです。
自分と向き合っている時。ご自分は蝶々となって羽ばたけるのだと強く信じてください。そんな皆さんを、この宇宙はいつも隣で支え、いつも皆さんに溢れるほどの愛を注ぎ続けています。たった今もです。強く信じてください。