私達は、たった1人、この世で見ることができない人がいます。
それが
自分自身です。
どうやっても見えません。鏡に映る自分の姿は、鏡の中の私であり、本当の自分の姿ではありません。
そして、他者のことは見ることができます。
ですから、どうしても、他者の行動や言葉に注目してしまいがちです。
でも、他者を通して見ているのは
実は、自分自身の姿、なのです。
このことが心底腑に落ちないと、ランナーや彼も含めて、他者と生きることは、常に何かに翻弄されてしまいます。
相手の行動や言葉によって、自分の幸福度が変わる。
これは、おかしいと思いませんか?
自分自身の人生なのに、「他者の行動や言葉」が自分の喜びや幸せを決定してしまう。
それは、おかしな話です。
常に他者に何かを期待し、常に他者をコントロールせねばなりません。
本来、自分の人生は、自分が満たすものであり、自分1人で満たせるものなのです。
しかし、私たちの多くが、他者によって幸せにしてもらえる、と考えてしまったのは、そのように親や学校から教育された所以です。
もしくは、幼少期に適切な愛を受け取れなかったばかりに、常に愛に欠けているような感覚になってしまっています。
もし、私達が、子供の頃から、「自分の人生とは自分で満たすものなのですよ」と教わっていたら。
もし、私達が、子供の頃から、あなたは失敗や間違いがあってもそれは人間として当然の姿であり、ありのままのあなたはいつも愛される存在なのですよ、と、何回も何回も聞かされてきていたら。
もし、私達が、子供の頃から、あなたは誰かに愛されなくても、すでに愛に満ち溢れた愛そのものであり、欠けているものなどない完璧な存在なのですよ、と、愛に満ち溢れる毎日を過ごしていたら。
愛を他者に求める、ことはなかったと思うんです。(魂レベルでの、分離の痛みはあるかもしれません)
もともと、真実の私達の姿は、他者の行動や言葉がなくても、一切の外からの何かがなくても、そのままで満たされ、至福を感じることができる存在です。
ツインのステージとは、それに気付くための期間です。
女性はより女性らしくなります。なぜならば、自分を覆いかぶせていた偽りの感情ややるべきルール、縛られた過去、後悔、辛い想い、などからどんどん解放されていき、どんどん自由度が増していくからです。
自分が本当に好きだったものややりたかったことにどんどん気付いていきます。
そして、その気付きを与えてくれているのが、彼の存在です。
冒頭に書きましたように、自分は自分の姿だけは目にすることができません。
ですから、他者を通して自分を見ることしかできません。
他者とは、自分の心の内側を見せてくれている存在なのです。
彼とは一緒に過ごせていませんけれども、彼を通して気付かされることがあまりにも多くて、それによって自分の仕事の成果も上がり、人間関係もよくなり、家族との問題も解決し、日に日に幸せ度が増しています。
どんどん自分の女性としての花を開花させ、高みに昇っていきましょう!