========
Hanabiさん、質問です。 今、私と彼は分離期間中です。
私自身が色々と感じていることを、彼に相談するのではなく、ただ、聞いてもらいたいと思うのです。 電話には出ないとわかっているので、メールとかで送って、読んでもらいたい、と… メールも返事がなくてもいいんです。ただ読んでもらうだけでいいと思ってます。でも、どうしてなのかと自分に問いかけてみました。 安心したい、メールを読んでもらえないかもしれないけど、送ったことで読んでもらえるかもしれない、文章に書いたことを読んでもらえたら、なぜか安心できるような気がするのです。 それをしなかったら、我慢になってしまうような気がします。 このような場合、チェイサーがランナーを現実で追いかけるということになるのでしょうか?
そして、チェイサーが待てずに行動を起こしている、ということになるのでしょうか? でも実際は、彼にメールを送ることさえも、後回しになってしまってなかなかメール出来ないかもしれない、とは思っています。 もし良かったら、回答お願い致します。m(__)m
========
このようなご質問が多いので、同じように悩まれていらっしゃるかもしれませんね。
まず、ツインのステージでは、チェイサーは追いかけないこと、行動をしないこと、と説明されていますよね。この解釈についてです。
これは、チェイサーが、彼に対して行動を起こしてはいけない、追ってはいけないという意味ではありません。
ツインのステージで、チェイサーが追いかけないこと、と説明されているのには理由があります。
それは、もし、女性が自分軸を築くことができて、真に自立できたときには、彼にメールを読んでもらいたい、彼に聞いてもらいたい、安心させて欲しいと思わなくなっています。
つまり、今、皆さんが、もし、彼を追いかけよう、彼に対して行動を起こそう、と思っている、ということは、まだ精神的に自立できていない、ということなんです。
ですから、今は、彼に行動を起こすよりも、
なぜ、私は自立できていないのか。
なぜ、私は彼に安心をもらおうとしているのか。
なぜ、私は彼に読んでもらえないと幸せになれないのか。
これを考えることが、ご本人にとって与えられた課題なのですね。ですから、彼に行動を起こすよりも、今は自分の課題に取り組むことが大切ですよ、という意味で、チェイサーがランナーを追いかけないこと、と説明されています。
しかし、ここで間違いやすいのが、だからといって、これが、チェイサーが行動を起こしてはいけない、という意味ではない、ということです。
これは、このブログで何度も書いておりますが、彼を手放す、自立する、というのは、無理やりそうがんばるから、そうなれるというよりも。
彼に対して、我慢しないで行動を起こしてみて、私は彼に対してやりたいことをやりきった、と思えた先に見える境地が「手放し」なんです。
ですから、順番としては
まずは我慢せずに今の自分の本音のまま行動してみる
↓
やりきった先に、手放せる境地がみえる
なのです。
(こちらの記事を読んでみてくださいね)
読んでくださっている皆さんが、彼に対して、〇〇したい、と思うのであれば、私は、それは大いにやったほうが良いと思います。(もちろん、自己責任で行ってくださいね)
それは、成長してからとか、1年ごとか、そういうことではなくて、「たった今」です。
なぜならば、明日の生命が保証されていないのが私たち人間です。明日やろう、1年後にやろう、と思って、そのときが来る保証はどこにもありません。
私たちは、常に、後悔しない行動を「今」起こすべきです。
逆を言えば、皆さんが、もし、彼に連絡を取れるような状況にある場合、言いたいことが言えない、伝えたいことを伝えないまま、何かを我慢している、という場合は、その次にある手放しの境地に行くことが難しいケースも多いのです。
そのステップを踏まずに手放す境地に進まれる方もいらっしゃいますが、非常に少ないので、読んでくださっている皆さんのほとんどは、「我慢しないで本音のままに行動する」というステップを経ることによって、次の手放しのステージに進める方が多いと私は考えております。
男性は、皆さんが言葉にして伝えない限り、皆さんの想いを理解していません。
彼は、私のことをわかってくれているだろう、というのは、本当にそうでしょうか?皆さんが言葉にして、丁寧に自分の気持ちを伝えていない場合は、女性の気持ちを察することが苦手な男性にとっては、ほとんど理解していないことのほうが多いです。
チェイサーがやってはいけないことはありません。チェイサーが行動を起こしたことで、それを彼がどう受け止めるか、ということはチェイサーにはコントロールできません。行動を起こす際には、結果を期待せずに、「自分は彼から何かをもらうためではなく、自分の願いを叶えるために起こしたい行動を起こすのだ」というお気持ちで行動することが大切です。
メールができる、ラインができる、という関係性にある場合、それはとっても素晴らしいことです。どうぞ、後悔のないようにご自分が何がしたいのか、じっくり考えてみてください。
最後に、このコメントをくださった方へ。
「でも実際は、彼にメールを送ることさえも、後回しになってしまってなかなかメール出来ないかもしれない、とは思っています。」
なぜ、そんな大切なことを、後回しにしてしまうのでしょう。なぜ、なかなかメールできないと思ってしまうのでしょう。そこを深く考えることが、今のあなたにとって最も大切なことです。