幼少期に母親からありのままを認めてもらえませんと、自分の内側に安心という心の拠り所が形成されません。
拠り所がありませんと、心が常にグラグラです。何か嫌なことが起きたり、酷いことを言われたりしますと、そのたびにジェットコスターのように心が上下してしまい、冷静さを失います。
そうすると、子供は愛されたい一心で、なんとしてでも愛されることを待つパターンを選ぶようになります。
「嫌われないように我慢する」
「評価されるように言いたいことを言わずに耐える」
「ありのままではなくいい自分を演じようとする」
「連絡が来ることを待つ」
「相手が変わることを期待して待つ」
抑圧、我慢、不自由、ありのままでいられない、待つ、耐える、相手に期待する。
これらのエネルギーは、出せば出すほど、本来の満ち溢れている愛のエネルギーが枯渇していきます。
なぜならば我慢や待つエネルギーは、同時に自分を抑え込む波動になってしまっているからです。
もう、受け身の時代は終わりです。
あなたのエネルギーは、どんな些細な場面でも、創造と表現のために使っていけます。
待つのではなく、小さな行動を積み重ねてみる。
我慢ではなく、表現してみる。
抑圧ではなく、自由な世界を想像する。
相手に期待したいことは、まずは自分が行動してみる。
私たちは家でも学校でも、愛のエネルギーの使い方を教わりませんでした。
ですから私たちは知らず知らずに、自分を苦しめたりストレスを溜めたりするようなエネルギーの使い方しか知らなかったのです。
これからは、真新しい外国で暮らすと思って見てください。
新しい国では、生活様式が一新されて、小さなことも新しいやり方になりますよね。言葉も、食事も、会話の内容も習慣も一つ一つ変わります。
それぐらい新しい世界で新しい行動を選んでいくと、過去のパターンから無意識にも外れていき、自由さが増えていきます。
あなたの魂はいついかなる時も中庸です。中庸の姿に戻ることが自己統合です。
中庸の空間では、あなたが魔法使いになったかのようにエネルギーを幸せや素敵なことに費やせます。
宇宙を信じて今日、あなたにできることをじわじわと続けてくださいね。
宇宙は今日も無限にあなたを愛しています。
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