過去を振り返ってみますと、自分の人生に驚かされます。
私は子供の頃からずっと自分を生きていませんでした。大げさではなく、365日のほぼすべてです。
毎日ありのままの自分ではなく「評価される自分」「愛されるための自分」として過ごしていました。
いつの間にか本音を言わなくなりました。素直な自分を見せることもできなくなりました。
そのうち、自分を偽ったり○○のふりをしていることが私の日常になりました。
元気なふり。明るいふり。理解しているふり。分かっているふり。いい大人のふり。優秀なふり。悩みがないふり等。
自分ではない自分を生きていると気を遣います。違う自分を演じている自覚があるので、周りの視線も気になります。
ですから私は心身ともに、いつも疲れ切っていました。クタクタでやりたいことをやるエネルギーに枯渇して、身体も常に不調でした。
ある時、宇宙が教えてくれました。
「笑いたくない時に笑顔を作らなくていい」
「不機嫌なら不機嫌のままでいい」
「無表情でいい」
「元気そうにして相手を安心させなくていい」
「自分がダメでも、情けなくても、評価されなくても、そのままを生きていい」
「演じたり、○○のふりをやめれば、愛されようとしなくても愛される」
「飾らずに等身大でそのまま生きれば、理想の生活になっていく」と。
半信半疑でしたが、私は宇宙の言う通りにしてみました。
そうすると不思議なことが起きるようになりました。元気なふりをしたり、無理に笑おうとしないほうが、大切に接してもらえるようになったのです。
いい人を演じたり、周りから評価されるために頑張って常識を守って生きていた時よりも、不機嫌だとしても素のじぶんのまま過ごしてみようと思ってから、なぜかいいことばかり起きるようになりました。
まさに、別人としての人生が始まりました。素敵な幸せがいっぱい舞い込むようになりました。
しかし今なら分かります。ありのままの私がここにおりますのに、その私が別人を生ようとしたら、周りからみたらおかしなエネルギーになっていたのです。
本当はバレリーナですのに、空手が好きなふりをしたら、バレリーナが生き生きしているようには見えません。
本当は蝶々として舞うことが好きなのに、大嫌いなトレーニングを好きなふりをして楽しそうに行ったら、やはりおかしな波動になりますよね。
別人として生きてきたこれまでの軌跡はどれも大きな財産です。今まで頑張ってきたからこそ、見えた世界、触れた景色があるからです。
今日からじわじわと実践してくださいね。
「自分ではないことをやめる」
「演じることをやめる」
「飾ることをやめる」
「○○のふりをやめる」
「○○を見せないようにするではなく、どんな自分も見られてもいい」
少しずつ自分の魂を取り戻している実感を得られます。それを続けていきますと、何も考えずにありのままの自分として心地よく生きられるようになります。
別人になることを恐れないでください。そちらのほうが本当のあなたなのですから。
宇宙は今日も無限にあなたを愛しています。
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