欲しいもの。
探しているもの。
見つけたいもの。
触れたいもの。
外の世界をどれだけ探しても、満足できなかった。
相手にどれほど欲しても、満たされなかった。
なぜならば、それらの在処は、自分の内側なのだから。
それに気づくために、外側のどこかに、懸命に誰かに、求めていた。
手に入らないのは、良かったのだ。
内側にこそ、あるのだと教えてくれたのだから。
内側に見つけたものだけが、外の世界にも現れる。
その愛は、男も女も、それぞれの内側に在る。
自身の内側の愛に触れた者同士が、真の愛を与え合える。