強くなりたい。
そんな気持ちを、優しくふわっと抱きしめてあげる。
そして、こう伝えてあげる。
弱いあなたが、愛おしいよ、と。
愛とは、強くなることではありません。
真実の愛とは、弱くても情けなくても、そんな自分のまま生きていていいのだと自分に伝えてあげることです。
あなたは、弱くていいのです。
情けなくてダメなままでいいのです。
なぜならば。
女性が弱さをさらけ出せた時。
いつも強く生きなければならないと思っている男性が、そんな自分の弱さを認められた女性の前でだけは、自分の男としての弱さを見せることができるから。
男性だって、強く生きることに疲れます。
あなたが、弱いまま、情けないままの自分を受容すれば、彼も硬い鎧を脱ぐことができる。
女性のあなたは、弱い自分のことをそのまま愛してあげてください。
強くならなくていいのです。
弱いまま生きた時、そして男性も自分の弱さを見せてもいいのだと思えた時。
そんな柔らかさとしなやかさの共鳴が、強く生きるエネルギーとなるのです。揺れても折れない柳のように。